イップス:第10話 「令和のねずみ男」の声明文 “ジャーナリスト”野村周平登場(前話のネタバレあり)

ドラマ「イップス」第10話の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「イップス」第10話の一場面(C)フジテレビ

 篠原涼子さんとバカリズムさんダブル主演の連続ドラマ「イップス」(フジテレビ系、金曜午後9時)の第10話が6月14日に放送される。

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 前話は……森野(バカリズムさん)の元に、樋口(矢本悠馬さん)から「指示されていた黒羽弁護士(染谷将太さん)の件を調べたら、異口治と接見していました」とメッセージが届く。

 黒羽は異口に「『歪(いびつ)な十字架』模倣事件はまだ終わっていません」と告げていて……。

 第10話は……あるビルのエレベーターで、神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗さん)が何者かに射殺される。壁には「令和のねずみ男」を名乗る犯人の声明文が。「この男、10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人間を殺した悪人の一人。法に代わり天誅(てんちゅう)を下す」と記されていた。

 黒羽ミコ(篠原さん)は事件に興味を示すが、森野に「管轄外」と言われてシュンとなる。森野はミコに相談事を持ち掛ける。女性に贈り物をしたいという。

 数日後、東京都内のホテルで鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太さん)が殺される。そこにも「令和のねずみ男」の犯行声明文が。鍋鳥建設は剛谷トンネルの工事を請け負った会社だった。串鉄に多額の賄賂を贈って工事を受注するも、手抜き工事で崩落事故を引き起こしたといううわさがあった。

 そこにフリージャーナリスト・新正誠(野村周平さん)が現れ、取材をさせろと機動捜査隊の酒井純平(味方良平さん)らともめる。新正は疑惑があっても裁かれていない権力者らを糾弾する記事ばかり書いており、警察発表されていない「令和のねずみ男」のことをなぜか知っていた。新正のことを調べた森野は「正義感が強すぎて危険な人物」と判断する。

  森野はめいの木原茜(松田るかさん)に会う。実は茜は新正の恋人で……。

 脚本は「となりのナースエイド」などのオークラさん。小説を書けなくなった人気ミステリー作家、黒羽ミコと事件を解決できなくなったエリート刑事、森野徹の絶不調バディーが補い合い、小気味良い会話を展開しながら犯人を追い詰めるミステリーコメディーだ。イップスは、普段できていたことが葛藤などでできなくなる症状。

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