古畑任三郎:30周年記念一挙放送 5月28日の放送は? 第1シーズン第6話は木の実ナナが有名ピアニストに

「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
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「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ放送されている(関東ローカル。放送後、TVerとFODで1週間無料配信)。ここでは、5月28日放送の第1シーズン第6話を紹介する。

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 ◇第1シーズン第6話「ピアノ・レッスン」(5月28日午後2時48分~3時45分)

 出演は田村さん、木の実ナナさん、中丸新将さん、西村雅彦さん、鶴田忍さんら。脚本は三谷幸喜さん。初回放送は1994年5月18日。

 物語は……塩原音楽学院の理事で有名なピアニストの井口薫(木の実さん)が、理事長の川合(中丸さん)を心臓発作に見せかけて殺した。

 川合は翌日に控えた塩原・前理事長の葬儀でレクイエムを弾くことになっていた。薫は、リハーサルのため、一人で舞台のピアノに向かう川合の首筋にスタンガンを押しつけ、電気ショックを与えると、発作を起こした川合は、ステージの床に倒れた。

 何食わぬ顔をして海外に旅立つところを薫は学院に呼び戻される。川合に代わってレクイエムを弾くためだった。才能は川合より数段上といわれながら、塩原の家族に疎まれている薫は、川合の経営方針に批判的だった。そして、予定通り行われた塩原の葬儀で、薫が弾いた曲は、レクイエムではなかった……。

 古畑は、持ち前の鋭い観察力と推理で、薫の擬装を打ち崩していく。

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