長谷川博己:「寂しい! まだ終わってほしくない!」 「アンチヒーロー」オールアップで感慨

ドラマ「アンチヒーロー」のオールアップ時の長谷川博己さん (C)TBS
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ドラマ「アンチヒーロー」のオールアップ時の長谷川博己さん (C)TBS

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」の撮影がこのほどオールアップした。主人公・明墨を演じる長谷川さんはキャストの中で最後のオールアップとなり、「寂しい! まだ終わってほしくない!」と率直な思いを吐露した。

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 さらに、「毎話放送を見ると、作品と明墨にすごく愛情を感じて、“スタッフに育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”と、相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました」と約5カ月にわたる撮影をかみ締めていたという。

 6月16日に最終第10話が放送される「アンチヒーロー」は、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨(あきずみ、長谷川さん)を通して、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛ける法廷エンターテインメント。脚本は4人の脚本家によるオリジナル。

 また、視聴者から募集した「hanatabaフォト」を使用した「『アンチヒーロー』×milet『hanataba』スペシャルムービー」が公式YouTubeチャンネルと公式SNSで公開された。

 ドラマは、TVerとTBS FREEで1週間の見逃し配信、「U-NEXT Paraviコーナー」とNetflixでは過去回を一挙配信中。

 各キャストのオールアップ時のコメントは以下の通り。

 ◇長谷川博己さんのコメント

 寂しい! まだ終わってほしくない! 「アンチヒーロー」の現場はチームワークが素晴らしくて、日本を誇れるようなキャスト・スタッフに囲まれて一緒に仕事ができて、恵まれた環境でした。毎話放送を見て、作品と明墨に対してすごく愛情を感じました。“スタッフ一丸となって育ててもらっているんだ、だからこそ、頑張ろう!”という気持ちの相乗効果で素晴らしい作品ができていることを実感しました。約5カ月間、とても楽しかったです。ありがとうございました。

 ◇北村匠海さんのコメント

 弁護士役は難しいといわれている中で、脚本が先まで見えている状況で現場に入れたことはとても幸せでした。すごく緻密な脚本の中で、話を聞いてくれるスタッフさんがたくさんいて、現場で作り上げるものもたくさんあったなという印象です。何より役的に共にする時間が長かった長谷川さんと堀田さんとの3人の時間は、赤峰を演じる僕にとってとても楽しい時間でした。改めて芝居が楽しいと思える現場でしたし、ここからまた頑張ろうと思うことができました。また事件があったら呼んでください!(笑い)

 ◇堀田真由さんのコメント

 紫ノ宮は信念が強くて完璧な人物だと思っていたので、私自身もパーフェクトじゃないといけないと思うと、心臓の音がマイクに乗ってしまうのではと思うぐらい毎シーンドキドキして撮影していました。先輩方がお芝居をすることを楽しまれている姿を見て、私自身もすごく刺激になりましたし、キャスト・スタッフがキャリアとかスキルとか年齢とか性別とか関係なく、“面白いものを作るぞ!”という目標に向かって同じ姿勢で仲間として盛り上げている姿が学びになりました。また皆さんとご一緒できるように、俳優としても、人としても努力し続けられたらと思います。

 ◇大島優子さんのコメント

 出産後の復帰作として、「アンチヒーロー」に呼んでいただけたことを本当に感謝しています。毎日キャストとスタッフが一つ一つ丁寧に作り上げるというものを間近で見て、なんていい現場なんだと思いました。こうやって身近にいる人たちから刺激と活力をもらって、“また頑張ろう!”と思えるこの現場が本当にすてきだなと思ったし、ものづくりの楽しさを久しぶりに感じることができて、すごく幸せな時間でした。

 ◇木村佳乃さんのコメント

 今回初めてご一緒させていただく出演者の方が多くて、私自身、法廷が舞台となる作品も検察官役も初めてで、とても勉強になりました。重厚な物語で、毎回緊張感もたっぷりあって、毎日これをやっているキャスト・スタッフのみなさんは大変だろうなと思いました。この作品に携わることができて、素晴らしい経験となりました。

 ◇野村萬斎さんのコメント

 憧れの日曜劇場に初参加でございました。法廷シーンは大変でしたけども、自由に楽しませていただきました。いろいろとアイデアを受け入れていただいて、またすてきなアイデアをいただいたりと、キャスト・スタッフ一丸となって作り上げていて、生き生きとした現場でした。脚本の緻密さとスタッフさんの細かい凝り方がこの作品を作っていて、だからこそ今、視聴者に受け入れられて、好調といわれているのかなと思います。ぶっちぎりのドラマだったといわれること間違いないと思います。

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