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吹石一恵:「アンチヒーロー」で9年ぶりドラマ出演 “明墨”長谷川博己が墓の前で涙した桃瀬礼子役(コメント全文)

ドラマ「アンチヒーロー」で保護犬の施設「わんはっぴー」の掲示板に貼られていた写真(前列左端が吹石一恵さん演じる桃瀬礼子) (C)TBS

 俳優の吹石一恵さんが、長谷川博己さんが主演を務めるTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「アンチヒーロー」に桃瀬礼子役で出演していることが発表された。吹石さんがドラマに出演するのは、2015年放送のドラマ「アイムホーム」(テレビ朝日系)にゲスト出演して以来、9年ぶり。

 吹石さんの出演についは、事前に情報が解禁されておらず、第4話に“写真のみ”での出演で、エンドロールにもクレジットがなかったため、放送を見た視聴者から「まさかの吹石一恵!?」「サプライズが過ぎる!!」「お久しぶりじゃない!??」と反響があった。

 飯田和孝プロデューサーは、「第4話は写真だけでの出演でしたので、後ほど改めて出演情報を発表できればと思っていたのですが、反響と問い合わせにお応えして、吹石一恵さんの出演を発表させていただきます」とコメント。

 吹石さんは、出演にあたり、「9年ぶりにお芝居の現場に立たせていただきました。久しぶりの現場は、作品に携わる皆さんが『アンチヒーロー』を唯一無二、かつ最高のドラマにするんだ!という情熱にあふれていました。そして、その情熱に触れさせていただき『やっぱり現場っていいな』と改めて感じることができました。本作品に参加できたこと、心より感謝いたします」とコメントしている。

 吹石さん演じる桃瀬については、第2話(4月21日放送)のラストで明墨(長谷川さん)が「REIKO MOMOSE」の墓に花を手向けて涙する様子が描かれていた。墓には「1978年~2018年」と刻まれており、「モモセレイコは誰だ!?」と考察する声が上がった。

 第4話(5月5日放送)では、保護犬の施設「わんはっぴー」を訪れた弁護士の紫ノ宮(堀田真由さん)が、掲示板に貼ってある古い写真に、紗耶(近藤華さん)の幼少期の姿と、その隣で微笑んでいる、胸に「ももせ」という名札をつけた吹石さんの姿を見つける場面があった。紫ノ宮が「この方は今、どちらに」と尋ねると、職員は「ずいぶん前に亡くなられたんですよ」と答えた。

 SNSでは、第2話とのつながりで、「ももせさんが亡くなったのが6年前。倉田刑事のターニングポイントとかぶってる……」「桃瀬さんが亡くなったのは6年前だから(明墨が)検事を辞めた理由が桃瀬さんにあるのかな」「明墨弁護士と桃瀬さんは恋人関係だったと予想」などと考察が繰り広げられている。

 ドラマは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を通して、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛ける逆説エンターテインメント。脚本は山本奈奈さんらのオリジナル。長谷川さんは、2017年4月期の「小さな巨人」以来、7年ぶりの日曜劇場主演で、主人公の“ヒーローとは言い難いアンチな男”明墨を演じている。

 吹石さんと飯田プロデューサーのコメントは以下の通り。

 ◇吹石一恵さんのコメント

 9年ぶりにお芝居の現場に立たせていただきました。

 久しぶりの現場は、作品に携わる皆さんが「アンチヒーロー」を唯一無二、かつ最高のドラマにするんだ!という情熱にあふれていました。  そして、その情熱に触れさせていただき「やっぱり現場っていいな」と改めて感じることができました。本作品に参加できたこと、心より感謝いたします。

 先の読めない、強く引き込まれるストーリー展開。  そんな魅力的な世界に、どう存在できたか。  撮影を終えた今も少しの不安を感じながら、毎週のオンエアを楽しんでいます。

 ◇飯田和孝プロデューサーのコメント

 毎週「アンチヒーロー」をご覧いただきありがとうございます。視聴者の皆様が隅々まで見てくださっていることに改めて感謝申し上げます。

 第4話は写真だけでの出演でしたので、後ほど改めて出演情報を発表できればと思っていたのですが、反響と問い合わせにお応えして、吹石一恵さんの出演を発表させていただきます。前回、吹石さんとご一緒したのは11年前の日曜劇場「とんび」でした。“The昭和な不適切親父”に「年上コブ付きシングルマザー」と憎まれ口をたたかれながらも強い意思を持って立ち向かっていく、吹石さん演じる由美さんの姿が脳裏に焼き付いていて、「アンチヒーロー」の物語を作る中で、吹石さんにぜひ今回の役を演じてもらいたいと思っていました。桃瀬礼子は、強くて、優しくて、儚くて、愛と責任感に満ちた女性です。現場では吹石さん演じる桃瀬が、凜として明墨の前に立っていました。明墨にどのように影響しているのか、物語にどんなエッセンスを加えるのか、今後の登場を、動く桃瀬を楽しみにしてください! 緋山(岩田剛典さん)の事件から、全てはつながっています。ということは第5話でもしかして再び緋山も……?

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