北村匠海:日曜劇場「アンチヒーロー」で長谷川博己と8年ぶり共演(コメント全文)

ドラマ「アンチヒーロー」に出演する北村匠海さん(C)TBS
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ドラマ「アンチヒーロー」に出演する北村匠海さん(C)TBS

 俳優の北村匠海さんが、長谷川博己さんが主演を務め、4月からTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「アンチヒーロー」に出演することが明らかになった。長谷川さんとはドラマ「鈴木先生」(2011年)、映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」(2016年)などで共演経験があるが、いずれも自身は学生役で、8年ぶりとなる今回のは弁護士同士での共演となる。

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 ドラマは、長谷川さん演じる「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチヒーロー”の弁護士を通して、視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかける内容。「電車に1本乗り遅れてしまった」「朝、忘れ物をして取りに帰った」など日常のほんの少しのきっかけで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。スピーディーな展開で次々に常識が覆されていく、逆転パラドックスエンターテインメントとなる。北村さんは長谷川さん演じる主人公“ヒーローとは言い難いアンチな男”の事務所で働く弁護士を演じる。

 ◇北村匠海さんのコメント

 このたび、「アンチヒーロー」に出演します。北村匠海です。別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、「アンチヒーロー」の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております。 ヒーローをアンチする。そこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。誰のためにあるのか。他人か国か、それとも自分か。光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください。

 ◇プロデューサー・飯田和孝さんのコメント

 正義と悪の価値観は、年齢、環境、もしかしたらその日の体調、気分によって変化するものではないでしょうか? このドラマの登場人物たちもそれぞれの価値観で、アンチな弁護士と向き合い、正義と悪について考え、動いていきます。北村さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、強い意思、そして豊かで繊細な感受性を持った俳優さんだと感じました。役について話している中で、「微妙な隙間を縫っていくような役」と表されていましたが、画面を見ていると、キャラクターがもがき、心の奥から声を上げようとしている熱のようなものを感じました。北村さん演じる弁護士の「心」が、視聴者にどのように届くのか、どう感じてもらえるのか、今から楽しみでなりません。どうぞ見守っていただければと思います。

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