野村萬斎:「アンチヒーロー」でTBSドラマ初出演 “アンチな弁護士”長谷川博己と対峙する検事正役で

「アンチヒーロー」に出演する野村萬斎さん=TBS提供
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「アンチヒーロー」に出演する野村萬斎さん=TBS提供

 狂言師の野村萬斎さんが、長谷川博己さんが主演を務め、4月からTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「アンチヒーロー」に、東京地検トップの検事正役で出演することが3月14日、明らかになった。萬斎さんがTBSの連続ドラマに出演するのは初めて。

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 ドラマは、長谷川さん演じる“アンチ”な弁護士を通して、視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかける内容。「電車に1本乗り遅れてしまった」「朝、忘れ物をして取りに帰った」など日常のほんの少しのきっかけで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。スピーディーな展開で次々に常識が覆されていく、逆転パラドックスエンターテインメントとなる。

 ◇野村萬斎さんのコメント

 このたび日曜劇場に初めて出演させていただくことになり、今から非常に楽しみで仕方ありません。脚本もここまでやるのかという切り込み方で描かれており、脚本を読んでいるだけでもドキドキする展開で非常に面白いと感じました。

 連続ドラマは、毎話毎話放送後に視聴者の皆さんの反応を肌で感じることができるので、そのリアルな反応も今から非常にワクワクしております。

 長谷川さんとは以前舞台で共演したことはありますが、ドラマで共演させていただくのは今回初めてですし、長谷川さん演じる弁護士とわたくし演じる検察官が対峙していく姿も本作の見どころでもありますので、ぜひご期待ください。

 ◇プロデューサー・飯田和孝さんのコメント

 萬斎さんのクランクインは、先月の静岡ロケでした。そのシーンを見たときに、ドラマ「アンチヒーロー」が、ゆっくりと動き出したように感じました。萬斎さんには、立ち姿、表情、声、体のパーツ一つ一つに、「正義」とされる検察官の意思を確かに注ぎ込んでいただいています。

 検察が、この法律ドラマの中で、どのように描かれるのか。それは見方を変えれば、皆さんが勤める会社のようであり、通学する学校のようであり、属するあらゆるコミュニティに通じるようにも感じられるのではないでしょうか。このドラマを通して、是非みなさんご自身の「正義」を探していただければうれしいです。

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