井手上漠:連ドラ「顔に泥を塗る」で初のメーク監修 「私にとって美容家としての第一歩」

7月13日スタートの連続ドラマ「顔に泥を塗る」でメーク監修を務める井手上漠さん=テレビ朝日提供
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7月13日スタートの連続ドラマ「顔に泥を塗る」でメーク監修を務める井手上漠さん=テレビ朝日提供

 ジェンダーレスモデルの井手上漠(いでがみ・ばく)さんが、7月13日スタートの連続ドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系、土曜午後11時半)でメークを監修することが分かった。井手上さんが、メーク監修を務めるのは初。モデル、タレント活動と並行して美容専門学校に通い「国際メークアップアーティスト検定」1級を取得した井手上さんが、物語のカギとなるメークを担い、ドラマの世界観を彩ることになった。

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 井手上さんは「メーク監修という重要な役割を担わせていただくこととなり、大変光栄に思うと共に、責任の重さを痛感しています。芸能のお仕事と共に美容関係のお仕事は常にお受けできるよう視野に入れ、高校卒業後には美容専門学校に通い資格も得て、専門的な知識とスキル身に着けて参りましたので、今回のお話しはとてもうれしく、また楽しみです」とコメント。

 「私にとって美容家としての第一歩となる今作に関わらせていただき、とてもやり甲斐(がい)を感じていますし、ご覧になっていただく皆様に楽しんでいただけるよう精進致します。この作品が、楽しんでいただくだけではなく、心にも良い影響を与えていけたら幸いです!」と話した。

 ドラマは、ヨシカズさん作の同名マンガ(コアミックス)を、高橋ひかるさん主演で実写化。主人公・美紅(高橋さん)が、美容が大好きな大学生イヴ(木村慧人さん)に施してもらったメークをきっかけに人生を前向きに歩き出し、モラハラ彼氏・悠久(はるひさ、西垣匠さん)へ立ち向かって、自分の人生を取り戻す姿を描く。

 ▽井手上漠さんのコメント全文

 この度、メーク監修という重要な役割を担わせていただくこととなり、大変光栄に思うと共に、責任の重さを痛感しています。芸能のお仕事と共に美容関係のお仕事は常にお受けできるよう視野に入れ、高校卒業後には美容専門学校に通い資格も得て、専門的な知識とスキル身に着けて参りましたので、今回のお話しはとてもうれしく、また楽しみです。

 私自身、外見を磨くうちに内面も明るくなる経験をしているので、原作を読んでいて主人公の美紅がメークの力を借りて自己肯定感があがっていく様子は応援したくなりますし、イヴのメークに対する「誰かのためにするものではなく、自分を表現する方法」という考えにもとても共感できました。

 今回イヴの女装シーンではあえて中性顔になるようこだわりました。というのは、(演じる)木村さんのお顔がとにかく美形なので無理やり可愛い系に寄せるよりも、中性的でありながらも美人顔をメークで創り上げる方が原作のイメージにも近くなると考え、木村さんの異なった魅力を創出できればと工夫を施しました。骨格と眉毛には特にこだわっていて、男性的骨格はシャドーを使って整え、眉毛は優しくも凛とした眉を作っています。ぜひドラマを通してこの辺りのメークアレンジを楽しみにしていただければと思います。

 イヴは物語が進むにつれ、さまざまなメークやファッションによって、仕草やテンションにもさらにアレンジを施していきます。私にとって美容家としての第一歩となる今作に関わらせていただき、とてもやり甲斐(がい)を感じていますし、ご覧になっていただく皆様に楽しんでいただけるよう精進致します。この作品が楽しんでいただくだけではなく、心にも良い影響を与えていけたら幸いです!

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