ドラえもん:ドラえもん誕生日SPが9月7日放送 史上初“古代ギリシャ”舞台 脚本はヨーロッパ企画・上田誠

9月7日放送の「ドラえもん誕生日スペシャル」の「のび太とギリシャのケーキ伝説」(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
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9月7日放送の「ドラえもん誕生日スペシャル」の「のび太とギリシャのケーキ伝説」(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 人気テレビアニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)のドラえもんが9月3日に誕生日を迎えることを記念して、「ドラえもん誕生日スペシャル」が、9月7日午後6時56分から放送されることが分かった。今年は、約5年ぶりとなるオリジナル中編エピソード「のび太とギリシャのケーキ伝説」が放送される。「ドラえもん」シリーズ史上初となる古代ギリシャを舞台にしたエピソードとなる。劇団ヨーロッパ企画の代表で、「サマータイムマシン・ブルース」などで知られる上田誠さんが脚本を手がける。上田さんが「ドラえもん」の脚本を手がけるのは初めて。

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 「のび太とギリシャのケーキ伝説」は、ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントするべく、のび太たちが初めて誕生日ケーキが作られたといわれる紀元前5世紀のギリシャへ行くことになる。ところが、タイムマシンを誤って操作したのび太がさらに1000年前、紀元前15世紀のギリシャに迷い込んだ上、牛の怪人・ミノタウロスのいけにえにされてしまうかもしれない大ピンチに陥る……というストーリー。現代日本から古代ギリシャ、そして神話の世界へ、時空を超えたタイムスペクタルが展開する。

 上田さんは「『ドラえもん』から始まり、藤子・F・不二雄先生のセンスオブワンダーに影響を受け続けてきました。のび太くんたちの新しい物語を書かせてもらえたこと、震えるような光栄でしたし、それにも増してワクワクしました」とコメント。

 上田さんは時間やタイムマシンをテーマにした作品を多く発表し、“時間軸を自在に操る脚本家”として知られており、今作でもその真骨頂を発揮しているという。上田さんは「バースデーケーキのルーツが古代ギリシャにある、という説を知り、ギリシャ神話の世界が好きだったこともあって、古代ギリシャのケーキ伝説をたどっていく物語になりました。歴史のパズルがはまっていく面白さをお楽しみください」と話している。

 9月7日午後5時からのレギュラー放送では、「のび太とギリシャのケーキ伝説」のスピンオフエピソードが放送される。なぜのび太たちが古代ギリシャに行こうと思い立ったのか、冒険のきっかけが描かれる。

 「ドラえもん」は毎週土曜午後5時に放送。7月6日の放送は「ロボット背後霊」「天の川で星釣りを」の2本立て。

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