新婚さんいらっしゃい!:「数カ月の命」と告げられた夫 妻がイラストにしのばせた仕掛けが救いに

7月14日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ
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7月14日放送の「新婚さんいらっしゃい!」の一場面(C)ABCテレビ

 藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。7月14日の放送は、前週に続きスタジオを飛び出しての出張収録。今回の舞台は、群馬県高崎市立北小学校。高齢者向けの配食弁当店を経営する夫と、イラストレーターの妻の思い出の学び舎だ。当時の同級生たちが見守るなか、夫婦は教室で新婚トークを繰り広げる。

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 夫婦の出会いは、この小学校。ちなみに、中曽根康弘元首相の母校だという。1学年2クラスしかなかったが、同じクラスになったことは6年間で一度もなかった。お互いの存在は知りつつも、中学1年生で初めて同じクラスに。友人に誘われ、男女3人ずつで東京ディズニーランドに行ったこともあったが、その後も親密になることはなかった。

 再会したのは中学卒業から15年後、友人の誕生日会でのことだった。それから1年もたたないうちに、その会に参加した友人から妻のLINEに夫の大病を知らせる知らせが届いた。当時、夫は体調が優れず病院で検査をしたところ、今すぐ治療を開始しなければ数カ月の命だと告げられ、パニックになったという。

 入院から1週間ほどして病室に妻のイラストが届いた。夫の趣味をモチーフにしたイラストで、細かいところにメッセージがしのばせてある仕掛け。それを読み解く数分間は、病気のことを考えずにいられてありがたかったと夫は振り返る。

 しかしその後、夫は主治医から病が難治性のものだと告げられる。治療はほぼ絶望的。そんな状況のなか、妻は何枚ものイラストを届けた。現物を見せながら、やがて奇跡的に治療が可能となり、手術も成功して夫は退院できた。

 どん底の自分を救ってくれた妻にどうしてもお礼がしたいと、小学校の課外授業で行った妙義山に妻を誘った。お茶を飲む程度だと思っていた妻だったが、さほど仲良くなかったが故に、嫌だと言えなかった。しかしそこで、友達以上の感情が芽生える出来事が起きる。一方の夫にも、それまで意識していなかった妻に対し心境の変化が訪れる。とはいえ、まだ交際はしていない。

 夫は、告白するなら出会った場所で、と妻を母校の小学校へと連れ出した。告白の舞台は、校庭にある大きなエノキの前。そこでどんな愛の告白をしたのか。その様子や、同じく母校で決行されたプロポーズも再現される。

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