光る君へ:第29回「母として」視聴率10.0% 任地に戻った宣孝は帰らぬ人に

大河ドラマ「光る君へ」のロゴ (C)NHK
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大河ドラマ「光る君へ」のロゴ (C)NHK

 俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第29回「母として」が、7月28日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯10.0%、個人5.5%だったことが分かった。

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 第29回では、まひろ(吉高さん)の娘・賢子は数えの3歳に。子ぼんのうな宣孝(佐々木蔵之介さん)に賢子もなつき、家族で幸せなひとときを過ごしていた。任地に戻った宣孝だったが、帰らぬ人に。

 宣孝を亡くしたまひろを案ずる道長(柄本佑さん)は、越前国守の再任かなわず帰京した為時(岸谷五朗さん)に、子の指南役を依頼するが、為時は断ってしまう。一方、土御門殿では、詮子(吉田羊さん)の40歳を祝う儀式が盛大に執り行われていた。しかし、詮子の体は弱っており……と展開した。

 同回では、忠誠を誓った定子(高畑充希さん)亡き後のききょう(清少納言、ファーストサマーウイカさん)の様子も描かれた。

 ききょうは、後宮の華やかだったありし日の様子を書き残すと、定子の素晴らしさや思い出が広まることを願い、伊周(三浦翔平さん)に自らの書物を託す。終盤、政務に復帰した伊周は「時に恐れながら、これは、かの清少納言が、皇后・定子様との思い出をさまざま記したものにございます」と、ききょうの書を一条天皇(塩野瑛久さん)に渡す。

 書を手に取り笑みを浮かべる一条天皇。するとナレーションで「後世に『枕草子』と呼ばれるこの書物の評判は、道長を脅かすこととなる」と語られた。

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