ブラックペアン シーズン2:ついに前作の主人公・渡海が登場!? 趣里演じる“猫田”の背景も明らかに 第6話の見どころを伊與田Pに聞く

ドラマ「ブラックペアン シーズン2」第6話の場面カット (C)TBS
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ドラマ「ブラックペアン シーズン2」第6話の場面カット (C)TBS

 二宮和也さん主演でTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)に放送中のドラマ「ブラックペアン シーズン2」の第6話が8月18日に放送される。予告ではシーズン1で二宮さんが演じていた渡海征司郎の姿が一瞬映し出され、SNSで話題を呼んだ。また「天城(二宮さん)VS猫田(趣里さん)」「看護師が暴走!?」などのテロップが流れ、猫田がなぜ今のようなキャラクターになったのか、その背景が描かれるという。第6話の見どころを伊與田英徳プロデューサーに聞いた。

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 ◇渡海と天城が“うり二つ”「二宮さんでなかったら踏み出せなかった」

 原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。二宮さんは、シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海を演じたが、シーズン2では心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者、天城雪彦を演じている。

 8月4日に放送された第5話の本編後、第6話の予告が流れると、「天城VS猫田」「維新大が東城大を乗っ取る!」「看護師が暴走!?」といったテロップのあと、「ついに渡海が……」とシーズン1で二宮さんが演じた渡海の姿と思われるカットが映し出された。このシーンに、視聴者は「と、と渡海先生」「予告の渡海先生、新規撮影分だよね?」「待てない!!」といった期待の声が相次いだ。

 そのことについて、伊與田さんは「渡海もきっと出てくるでしょう! あの匂わせた予告を作ったのですから(笑い)。原作にはない面白さみたいなところも楽しみにしていただけたらなと思います」と予告する。

 原作にはない、渡海と天城が“うり二つ”という設定について、伊與田さんは「原作の海堂先生から、やってみたらどうかというご提案をいただいて、そんなことができるのかと一瞬思ったけれど、ちょっと面白そうだなとも思って、チャレンジしてみました。これが二宮さんでなかったら、踏み出せなかった」と実感を込めて語る。

 他のキャストはほぼそのまま前作のキャラクターを引き続き演じる中で、天城という新しいキャラクターが入ることで、「懐かしさと同時に、全く新しいものを導入することで、化学反応みたいなものが起きるといいな、それがうまくいくといいなと思ってやってみました」と話す。

 ◇猫田は「なぜあの仮眠室にずっといるのか」

 オペ看護師の猫田については、「なぜあの仮眠室にずっといるのか。ずっといるんだけど腕はいい。そんな猫田の秘密みたいなことが、第6話で描かれます」といい、「そんな中でやっぱり仮眠室といえば渡海なので、そこに(猫田と渡海の)エピソードがしっかりとちりばめられていて、なるほどという形にはなってると思います」と詳細は避けながらも見どころを語る。

 「猫田のキャラクターは、ずっとあのままじゃないような気がして、なぜああいうふうになったのかを考えていくと、いろんな側面が見える。第6話を見ていただくと、なぜああいうキャラクターになったのかという理由が明らかになっていきます」

 さらに、「渡海と天城は全くの別人なんだけれど、猫田を通して、2人の共通するところをきっと感じ取ることができるはずなんです。その上で、2人の秘密が最終回に向けて明らかになっていくという形になっています」と予告する。

 天城が東城大で医療事故ファイルを意味深に見ているシーンがこれまで何度かインサートされた。これについても「そういうシーンが出てきているからには。何かあるんでしょうね(笑い)。何もなかったら怒られますよね。何らかのきっかけにはなることは間違いないと思います」と今後について含みを持たせた。

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