海のはじまり:“夏”目黒蓮の実父“溝江”田中哲司が初登場 クズっぷりに驚きも夏の“逃げ場”に? 「本音吐き出せて良かった」(ネタバレあり)

連続ドラマ「海のはじまり」第6話の一場面(C)フジテレビ
1 / 1
連続ドラマ「海のはじまり」第6話の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)の第8話が8月19日に放送され、夏(目黒さん)の実父・溝江基春(田中哲司さん)が初登場し、視聴者の注目を集めた。

あなたにオススメ

 ◇以下、ネタバレがあります。

 第8話では、夏は幼い頃に両親が離婚して以来、会っていない実父・溝江に会うことを決意。電話で約束を取り付けた夏が海(泉谷星奈ちゃん)を連れて喫茶店で待っていると、溝江がやって来る。夏が海を娘だと紹介すると、溝江は「20うん年してから会いたいって、ただ会いたいってことないだろう」と夏に呼び出した理由を問いただす。

 溝江は、海の前で「お前の子かどうか分かんないよ」「変な名前。母親変わってんだな」と笑った。夏は怒りの表情を浮かべながら、大和(木戸大聖さん)に電話をかけ、海を店の外に連れ出してもらう。溝江が「絶対お前の子じゃないぞ。女ってそうだろ、するいよな。産めるってずるいわ」と言い放つと、夏は怒りが抑えきれず椅子を蹴り飛ばした。

 溝江は「育ててなくても血がつながってる親は、子供を思って、離れてても愛し続けているに違いないって期待しちゃったの? 残念だったね。育ててない親なんてしょうもないって分かっちゃったね。かわいそうに」と告げ、夏は怒りをあらわにし、喫茶店を後にした。

 その後、夏は新田(山崎樹範さん)から溝江が釣り堀にいることを知らされ、再び会いに行く。溝江は、後ろをくっついてくる夏が面白かった、毎日顔が違って見えて残しておかないともったいないと思い、カメラを買ったことを打ち明けた。溝江は「よくそんな急に父親なんてやる気になるな」「そんな責任感あんの、やっぱ俺の子とは思えないわ」と語った。

 すると夏は「めんどくさいことになったって思ったんです。おろしたと思ってたから生きてたって分かってホッとしたけど、でもただ自分の罪悪感から解放されただけで。今もう3年くらい付き合ってる人いて、普通に結婚とか考えてたし。本当にもう全部……タイミングっていうか最悪で。知らなかったこと責めてくる人もいるし。みんな悲しそうで俺よりつらそうで、でも多分ほんとに俺よりつらいから。しかも優しいから言えない。こういうの言えない。怒ったり、わがまま言ったり、その人たちより悲しそうにできない。俺だって悲しいのに、嫌いになって別れたわけじゃない人、そのまま1回も会えずに死んで、子供のことも病気も何も知らないまま死んで」と、誰にも打ち明けたことのない胸の内を吐露した。

 溝江は「周りがみんな、優しくて、悲しい悲しい、つらいつらいってやつばっかなのは、しんどいなぁ」と夏に同調し、「その優しいみなさんに支えられてしんどくなったら連絡しろよ」と伝えた。

 溝江に夏が本音をさらけだす展開に、SNSでは「夏くんの逃げ場できて良かった」「本音吐き出せて良かった」「クズみたいなパパだけど、これも父親の覚悟なのかなぁ」「最初会わなきゃ良かったなって思ったけど、会って良かった」「父親とのシーンで泣くと思わなかった」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事