虎に翼:女性はなぜ働く? 男子学生の疑問に小橋がズバリ回答! 熱い言葉に視聴者感動「的確すぎて言葉が出ない」「素晴らしい発芽をしていた」

NHK連続テレビ小説「虎に翼」第108回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「虎に翼」第108回の一場面 (C)NHK

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第108回が8月28日に放送され、小橋(名村辰さん)の言葉に、視聴者が注目した。

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 第107回では、寅子(伊藤さん)が直明(三山凌輝さん)に頼まれ、裁判官の仕事に興味がある学生たちのために勉強会を開催。秋山(渡邉美穂さん)、稲垣(松川尚瑠輝さん)、小橋も寅子を手伝う。

 そんな中、一人の男子学生が「男は絶対働いて家族を養わなきゃいけないけど、女は違う」「女は働かなくてもいいんだ。そっちの方が得だろ?」などと発言。寅子らは困惑するが、小橋だけは「分かる!」と同調した。

 第108回では、小橋は「別に勉強しなくていいなら、働かなくていいなら頑張りたくないよな。そっち選びたいよな」「先生や周りがかまったり優しくするのは、優等生か不良で中途半端な俺達はいないも同然」と男子学生の心情を代弁。

 「できる男と比べられるのも嫌なのに、さらにできる女とも比べられる! 頑張らなくてもいいのに頑張る女たちに無性に腹が立つ! そう、分かる、分かるよ~」と共感した。

 さらに「お前が想像している通り、その苦しさはずっと続くし、お前はこの先の人生、ずっとできるやつらと比べられ続ける」といい、「平等ってのはさ、俺たちみたいなやつにとって、確かに損なところもたくさんある。でも、そのいら立ちを向ける時、お前、弱そうな相手を選んでないか?」と問いかけた。

 そして「この先どんな仕事をして、どんな人生を送ろうと、弱そうな相手に怒りを向けるのは、何にも得がない。お前自身が平等な社会を拒む邪魔者になる、嫌だろ?」と尋ね、男子学生も「嫌だ」と返答した。

 最後に、小橋が「1番になれなくてもさ、お前のことをきちんと見てくれる人間は絶対いるからさ」と男子学生を励ますと、寅子は「とってもいいお話だった!」と感激していた。

 小橋は、寅子の明律大学の同期で、前髪がはねた見た目から、視聴者の間で「発芽玄米」という愛称で親しまれている。大学時代から嫌みっぽいキャラクターで、寅子とは時折ぶつかることも。そんな小橋が放った意外な言葉に、SNSでは「ほんま至言やと思う」「熱い!」「小橋の言うことが的確すぎて言葉が出ない」「見直した~素晴らしい発芽をしていた」「感動したぞ、小橋」などと称賛の声が上がった。

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