海に眠るダイヤモンド:神木隆之介がドラマ初の一人二役 真っすぐな青年とホストの正反対の役 宮本信子が謎の女性役で物語をかき回す 10月期日曜劇場

連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さんが演じる鉄平と玲央(C)TBS
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連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さんが演じる鉄平と玲央(C)TBS

 俳優の神木隆之介さん主演の10月期のTBS系日曜劇場海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)で、神木さんが一人二役を演じることが8日、明らかになった。神木さんは1950年代の長崎県・端島(軍艦島)に生きる主人公の鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央を演じる。神木さんがドラマで一人二役を演じるのは初めて。

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 神木さんが演じるもう一人の主人公、ホストの玲央は、夢も希望もやる気もなく、抜け出せない日々の中で自分をすり減らしながら生きている青年。既報の高度経済成長期の長崎県・端島で生きる誠実で真っすぐな鉄平と、現代の東京に生きる無気力で刹那(せつな)的な玲央という正反対の2人を演じる。

 また、現代の東京に登場する謎の婦人、いづみ役で俳優の宮本信子さんが出演することも明らかになった。宮本さん演じるいずみは、ホストの玲央(神木さん、二役)に声をかけ、突然長崎へ連れていくなど謎の多い行動で物語をかき回す存在となる。宮本さんが日曜劇場に出演するのは、2018年の「この世界の片隅に」以来6年ぶり。宮本さんと神木さんは2007年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「どんど晴れ」に出演しているが、本格的な共演は初めてとなる。

 「海に眠るダイヤモンド」は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”と現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描く時代を超えたヒューマン・ラブエンターテインメント。

 脚本は野木亜紀子さん、監督は塚原あゆ子さん、プロデューサーは新井順子さんという「アンナチュラル」チームが制作。斎藤工さん、杉咲花さん、池田エライザさん、清水尋也さん、中嶋朋子さん、山本未來さん、さだまさしさん、國村隼さん、土屋太鳳さん、沢村一樹さんらも出演する。

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