ドラマ「海に眠るダイヤモンド」特集 神木隆之介が主演 あらすじ・反響&感想(ネタバレあり)・キャスト・関連ニュース

2024年10月期のの日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の特集ページ。俳優の神木隆之介さんが主演を務める。あらすじ・反響&感想(ネタバレあり)・キャスト・関連ニュースを掲載しています。

「海に眠るダイヤモンド」で主演を務める神木隆之介さん=TBS提供
「海に眠るダイヤモンド」で主演を務める神木隆之介さん=TBS提供

 ◇ドラマ「海に眠るダイヤモンド」のあらすじ

 ドラマ「海に眠るダイヤモンド」は、2024年10月期にTBSの日曜劇場(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ。俳優の神木隆之介さんが主演を務める。神木さんが日曜劇場で主演を務めるのは初めてで、脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんの「アンナチュラル」チームが制作を務める。

 1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”と現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描く時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントになるという。

 ◇ストーリー

 「私と、結婚しない?」2018年夏、東京。

 その日暮らしのホスト・玲央(神木隆之介さん)は、出会ったばかりの怪しげな婦人・いづみ(宮本信子さん)から、突然プロポーズされる。ホストクラブに案内すると玲央のために大金を使ってくれるいづみ。都合のいい客に巡り会った玲央は、後日再び現れたいづみの誘いに乗って、軽い気持ちで長崎を訪れる。フェリーに乗る二人だったが、近づいてくる端島を前に、いづみは想いを馳せて……。

 1955年春、長崎県・端島。炭鉱員・一平(國村隼さん)の家に生まれた青年・鉄平(神木隆之介さん)は、島外の大学を卒業後、島の炭鉱業を取り仕切る鷹羽鉱業の職員として端島に戻ってきた。同じ大学を卒業した幼馴染の賢将(清水尋也さん)と百合子(土屋太鳳さん)も帰島した。鉄平の兄・進平(斎藤工さん)や島の食堂の看板娘・朝子(杉咲花さん)、鉄平の母・ハル(中嶋朋子さん)ら、皆が鉄平の帰島を喜ぶなか、一平だけは激怒する。さらに鷹羽鉱業の職員で賢将の父・辰雄(沢村一樹さん)もまた、息子の就職先については思うところがあるようだ。

 同じ頃、端島に謎多き美女・リナ(池田エライザさん)が降り立つ。歌手だというリナに、興味津々の鉄平たちだが……。

 未来への希望と活力に満ちた高度経済成長期の端島と、どこか閉塞感が漂う現代の東京。70年の時を超え、2つの異なる場所をつなぐ若者たちの物語が今、幕を開ける。

 ◇斎藤工杉咲花池田エライザ清水尋也土屋太鳳が出演

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」のキャスト陣(C)TBS
日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」のキャスト陣(C)TBS

 斎藤工さん、杉咲花さん、池田エライザさん、清水尋也さん、土屋太鳳さんが出演する。斎藤さん、杉咲さん、池田さん、清水さんは日曜劇場初出演となる。斎藤さんが演じるのは、炭鉱員として働く鉄平の兄・進平。鉄平の相談にも乗る頼もしい兄だが、妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けているという役どころ。神木さんとの共演は「刑事ゆがみ」(フジテレビ、2017年)以来7年ぶりとなる。

 杉咲さんが演じるのは、銀座食堂の看板娘・朝子。炭鉱員や職員の家よりも貧しいが、しっかり者の姉として明るく健気に働いている。幼い頃から鉄平を好きだが想いを伝えられないでいるという役どころ。池田さんは、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを演じる。鉄平はリナに魅了され、リナの存在が幼なじみたちの関係性を変えていくことになるという。

 清水さんが演じるのは、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将。小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた。人当たりがよく抜け目のない雰囲気を持つが、温かな家庭で育った鉄平のことが羨ましく、時に劣等感を抱いている。

 土屋さんは、鷹羽鉱業の職員の娘、百合子を演じる。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えているという役どころ。幼馴染の朝子には意地悪なことを言って衝突することもあるという役どころだ。

 ◇神木隆之介 ドラマ初の一人二役

連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さんが演じる鉄平と玲央(C)TBS
連続ドラマ「海に眠るダイヤモンド」主演の神木隆之介さんが演じる鉄平と玲央(C)TBS

 神木隆之介さんが一人二役を演じる。神木さんは1950年代の長崎県・端島(軍艦島)に生きる主人公の鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央を演じる。神木さんがドラマで一人二役を演じるのは初めて。神木さんが演じるもう一人の主人公、ホストの玲央は、夢も希望もやる気もなく、抜け出せない日々の中で自分をすり減らしながら生きている青年。既報の高度経済成長期の長崎県・端島で生きる誠実で真っすぐな鉄平と、現代の東京に生きる無気力で刹那(せつな)的な玲央という正反対の2人を演じる。

 現代の東京に登場する謎の婦人、いづみ役で俳優の宮本信子さんが出演する。宮本さん演じるいずみは、ホストの玲央(神木さん、二役)に声をかけ、突然長崎へ連れていくなど謎の多い行動で物語をかき回す存在となる。宮本さんが日曜劇場に出演するのは、2018年の「この世界の片隅に」以来6年ぶり。宮本さんと神木さんは2007年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「どんど晴れ」に出演しているが、本格的な共演は初めてとなる。

 ◇「虎に翼」の“美佐江”片岡凜が日曜劇場デビュー 

日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」のキャスト(C)TBS
日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」のキャスト(C)TBS

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」の“謎多きJK”美佐江役で、鮮烈な朝ドラデビューを飾った俳優の片岡凜さんが出演する。片岡さんが日曜劇場に出演するのは初めて。

 現代と過去をつなぐ物語のキーパーソンとなる謎の婦人・いづみ(宮本信子さん)を介して玲央と関わりを持つことになる池ヶ谷家の長男・和馬を尾美としのりさん、和馬の姉で選民意識が強い鹿乃子を美保純さん、鹿乃子の夫・雅彦を宮崎吐夢さん、和馬、鹿乃子、雅彦が役員を務める会社の秘書・澤田を酒向芳さんが演じる。

 片桐さんが演じるのは、鹿乃子と雅彦の一人娘で、医学部現役合格を果たした、鹿乃子の自慢の娘・千景役で、グローバルボーイズグループ「JO1」の豆原一成さんが、和馬の一人息子で法学部を目指す浪人生の星也役で、民放連ドラ初出演を飾る。神木さん演じる玲央が働くホストクラブのナンバー2ホストのミカエルを内藤秀一郎さん、玲央の後輩で友人のホスト・ライト役を西垣匠さんが演じる。

 ◇ドラマ「海に眠るダイヤモンド」放送はいつ?

 2024年10月期にTBSの日曜劇場(日曜午後9時)で放送。

 ◇ドラマ「海に眠るダイヤモンド」のキャスト

 神木隆之介
 斎藤工
 杉咲花
 池田エライザ
 清水尋也
 土屋太鳳
 宮本信子
 片岡凜
 豆原一成(JO1)
 尾美としのり
 美保純
 宮崎吐夢
 酒向芳
 内藤秀一郎
 西垣匠

 ◇ドラマ「海に眠るダイヤモンド」のスタッフ

 脚本:野木亜紀子
 監督:塚原あゆ子
 プロデューサー:新井順子

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