豊臣兄弟!:26年大河ドラマ “秀吉”池松壮亮は納得の人選 制作統括が起用理由明かす「信長が『サル!』と言える人」

2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演する池松壮亮さん(左)と仲野太賀さん
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2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演する池松壮亮さん(左)と仲野太賀さん

 2026年放送の仲野太賀さん主演のNHK大河ドラマ豊臣兄弟!」の新キャストが10月2日発表され、池松壮亮さんが豊臣秀吉を演じることが分かった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた会見で、制作統括の松川博敬さんが池松さんを秀吉役に起用した理由を明かした。

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 「豊臣兄弟!」は、“天下人”豊臣秀吉の弟・秀長(仲野さん)を主人公に、強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡を描く夢と希望の下剋上サクセスストーリー。脚本は、「半沢直樹」、連続テレビ小説「おちょやん」などで知られる八津弘幸さんが担当する。

 松川さんは「納得の人選ができた」とうなずき、「秀吉役は難しい。ネット上でも予想合戦がありましたが、池松壮亮は少数派だったと思います」と語った。

 「僕らの条件としては、シュッとした男前ではウソになると思っていた」と笑い、「信長役が『サル!』と心から言える人でないと。身長とか、(仲野さんとの)サイズ感も条件でしたし、二人のコンビネーションがこのドラマでは大事なので、何よりもそこを重視しました」と明かした。

 松川さんが助監督を務めた2007年の大河ドラマ「風林火山」でも共演した仲野さんと池松さん。松川さんは「少年時代の彼らを知っていたんですけど、仲野さんからは池松さんを兄貴と慕っていると聞いたので、そこもひとつの要素かなと思います」と話していた。

 池松さんは「(秀吉役に)あまりにも驚いてしまい、しばらく固まってしまいました」と言い、「心強い皆様とこれから出会う皆様と、仲野太賀と共に、すてきな作品を届けられるように頑張ります」と決意を語った。

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