わたしの宝物:初回視聴率5.1% 松本若菜主演 「托卵」テーマに夫婦のタブーを

連続ドラマ「わたしの宝物」主演の松本若菜さん
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連続ドラマ「わたしの宝物」主演の松本若菜さん

 俳優の松本若菜さん主演の連続ドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第1話が、10月17日に放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯5.1%、個人2.7%だったことが分かった。

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 本作は、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(2014年)、「あなたがしてくれなくても」(2023年)を手掛けた三竿玲子プロデューサーの夫婦のタブーを扱ったドラマ第3弾。 脚本は「あなたがしてくれなくても」の市川貴幸さんで、カッコウなどが自分の卵と誕生した雛(ひな)の世話を他の個体に託す行為「托卵(たくらん)」がテーマとなる。

 托卵という禁断の決断を下し、大切な宝物を守るため悪女になると決意した主人公と、その真実に翻弄(ほんろう)されていく夫、愛した彼という2人の男性の運命を描く愛憎劇。松本さんは、同局の連ドラ初主演だ。

 第1話では、中学生時代の楽しかった記憶。そんな過去とは裏腹に、神崎美羽(松本さん)はやりきれない現実を生きていた。外面は良いが、乱暴な言葉をぶつけてくる夫の神崎宏樹(田中圭さん)と冷えきった夫婦生活を送り、いつの間にか偽物の笑顔を振りまく自分自身に嫌気が差していた。

 そんな中、親友の小森真琴(恒松祐里さん)とその息子・幸太(岩本樹起くん)を家に招いていた美羽。二人を見て、子供ができれば現状を変えられるかもしれないと考え……と展開した。

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