ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督)の日本版でモアナの声優を務める屋比久知奈さんが歌う劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」のミュージッククリップが10月29日、解禁された。
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今作の鍵を握る楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」は、大人へと成長したモアナが2度と大切な人たちのもとへ戻れないかもしない危険が待つ航海へ出ることへの葛藤と迷い、自分を信じて新たな運命に漕ぎ出す決意が込められている。
解禁された映像では、前作「どこまでも ~How Far I’ll Go~」で世界中を感動させた屋比久さんが、再び大きな使命を背負ったモアナの葛藤、決意へと移り変わる心情の変化を見事に歌い上げている。
楽曲は第64回グラミー賞最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウさんとエミリー・ベアーさんという若き才能あふれるミュージシャン2人が手がけた。
バーロウさんは同曲について「『ビヨンド ~越えてゆこう~』はモアナが幼い妹や家族、島の人々を残し冒険に出る感情を表現したいと思いました。この曲ができた時は直感で“これは完璧だ”と感じました」と自信をのぞかせる。ベアーさんも「この楽曲は『どこまでも ~How Far I’ll Go~』と比べると少しダークな印象ですよね。モアナは愛する幼い妹ができ、そして人間としても成長し失うものが大きくなったと気づいた彼女の複雑で繊細な感情を曲調に反映させています」と曲に込めた思いを明かした。
「モアナと伝説の海2」は、2016年に製作された前作「モアナと伝説の海」の続編。モアナは家族や仲間たちと過ごしていたが、「海の果てにある島にたどり着けば呪いが解ける」という伝説を知り、絆を取り戻すため、危険な航海に出る決意をする。前作で共に冒険した半神半人のマウイや、新しい仲間たちと共に、再び冒険に挑む姿が描かれる。
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