おかあさんといっしょ:収録の“裏側”がテレビ初公開 移動にも工夫、きめ細かな配慮も「子供たちにとってはたった1回」

NHKの外観
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NHKの外観

 NHK・Eテレの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の収録現場をテレビで初公開した、「放送65年 おかあさんといっしょの魔法」が10月30日に放送された。

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 収録に参加する約40人の子供たちがスタンバイしていると、お兄さん・お姉さんたちが子供たちを出迎える。そして、お兄さんお姉さんたちは、子供たちが広がらないように壁をペタペタしたり、ドアノブから子供たちの頭を守るためのトンネルを作るなど、移動の段階から工夫が施されていた。

 スタジオに入ると、子供たちが緊張しないようになじみのある曲を流して迎え入れ、機材などに注意すること、歌のリハーサルなどをこなす様子、子供たちに声をかけるなど本番まで子供たちの集中力を切らさない様子も流れた。

 さらに、テレビに映らない場所でもお兄さんお姉さん、スタッフたちが一緒に踊り、子供たちがどこを見ても踊れるようにして、収録が終わると最後まで手を振って「バイバイ」をするお兄さんお姉さんたちも切り取られていた。

 ナレーションでは「番組にとってこの収録は、たくさんあるうちの一つ。しかし、参加する子供たちにとってはたった1回。歴代、お兄さんお姉さんやスタッフに伝えられてきた言葉です」と紹介した。

 SNSでは「誘導もトンネルってしてドアノブから守ったりすごいな」「子どもたちへのきめ細かさな配慮に涙」「もっとおかいつ好きになった」「スタッフさんみんなすごすぎでした!」といったコメントが並んでいる。

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