ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
サンリオの人気キャラクター・クロミが主役のショートアニメ「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」の新シリーズ「KUROMI’S PRETTY JOURNEY ~はちゃめちゃ!マルチバース大脱出!~」が、10月31日にYouTubeで配信を開始した。新シリーズでは、クロミがマルチバースの世界に吸い込まれ、冒険を繰り広げる。マルチバースの世界で、クロミが出会う新キャラクター・ニコを演じるのが、人気声優の梶裕貴さんだ。梶さんに収録の様子や、新シリーズの見どころを聞いた。クロミが自称マイメロディのライバルであることにちなみ、自身のライバルについても語ってもらった。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」は、「世界をクロミとKUROMIES(クロミと共に自分史上最高の自分を目指す仲間)でいっぱいにする計画」“世界クロミ化計画”の一環として制作。2023年2月からYouTube、TikTokで配信され、累計再生数が5000万回を突破するなど人気を集めた。新シリーズは、マルチバースの世界を舞台にクロミと、ユニバース・パトロールのニコが冒険を繰り広げる。“ゾンビ”クロミ、“悪役令嬢”クロミ、“マンガ家”クロミなど、個性豊かなクロミたちが次々登場する。
梶さんは「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」について、「クロミちゃんの個性、魅力がすごく表れているテーマだなと思いました」と魅力を語る。
「世界クロミ化計画というフレーズが今の時代にぴったりで、まさに、自分らしくいることを大切にしているクロミちゃんの魅力が凝縮されているように思います。今回のシリーズは、短い尺の中でテンポよく物語が進んでいく作りなので、幅広い層の方に楽しんでいただけるのではないかと。テーマは、マルチバース世界。多種多様なアバターのクロミちゃんが登場するので、どなたにも必ず、どこかの世界のクロミちゃんが刺さるんじゃないのかなと思います」
梶さんは、「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」への出演が決まり、「すごくうれしかったです」と喜びを語る。
「サンリオさんとお仕事させていただくのは初めてだったので、めちゃくちゃうれしかったですね! いざ資料をいただくと、まさかの人型で驚きましたけど(笑)。何はともあれ、とにかくこの世界観に声優として関わらせていただけることが光栄でした。ニコはシンプルに格好良くて、それでいて天然さもある、とても可愛らしいキャラクター。クロミちゃんのパートナーということで、一体どんな話になるんだろうなと、すごく楽しみでした」
梶さん自身、幼い頃はサンリオのグッズが身近にあり、「僕は、けろけろけろっぴ、ポチャッコが世代で、コップやお弁当セットはサンリオのものを使っていましたね」と振り返る。
「サンリオピューロランドに行ってみたくて。ずっと憧れがあるんです。小さい頃、たまたま目の前を通り過ぎたことがあって……行きたいのに行けなくて、号泣した思い出があるくらい(笑)。今回、こうやって関わらせていただけたご縁もありますし、今は幼い娘がいるので、いつか連れて行ってあげたいなと。やっぱりサンリオ好きになってほしいなと思いますね」
最近の推しキャラはポチャッコだといい、「小さい頃から犬と暮らしてきたこともあって、なじみあるキュートさを感じます。それに、大人になって分かる良さっていうのもありますよね。子供の時とは可愛いなと思うポイントが変わっているような気がします。最近は、ポチャッコのつぶらな瞳がたまらなくて」と顔をほころばせていた。
梶さんが演じるニコは、クロミと共にマルチバースの世界を駆け巡るユニバース・パトロールの青年。仕事には真面目だが、失敗ばかりのド天然キャラで、ウソはつけないタイプだが、実は何かを隠しているという。
「ニコはすごく穏やかで、マイペース。きちんと仕事をこなせる有能さを持ちつつも、ほどよく天然な部分もある人なので、きっと誰からも愛されるキャラなんじゃないかなと。クロミちゃんとは性格的に真逆だと思いますが、その凸凹感が絶妙にナイスバディーで(笑)。良きパートナーになっていってくれるんじゃないかなと感じてます。演じる上では、作品のテンポがすごく速い中で、彼のおっとり感、マイペースな雰囲気をどうやったら出せるかなと、毎回工夫しながら収録していたのを覚えていますね。物語が進んでいくと、まさかのツッコミ役に回ったりもするので(笑)、しっかりと彼の幅を生かせるよう、丁寧なお芝居を心がけていました」
収録では、監督から「とにかくイケメンキャラなので、決めるところは決めてほしい」というディレクションがあったといい、「真っすぐで、ウソがつけない性格という特徴もあるので、ふとした瞬間のキリッとしたセリフに、見ている方がドキッとするような言い回しができればなと意識しながら演じていました」と、思わずキュンとさせられるような“イケメン”ぶりが垣間見える瞬間もあるという。
クロミは自称マイメロディのライバルで、世界中を“クロミ化”するために奮闘している。梶さんに自身のライバルを聞いてみた。
「声優の代永翼くんとサンリオの人気キャラクター・KIRIMIちゃん.は関わりが深く、とても仲良しらしいのですが、彼は僕の同期で。だいぶ早い段階でサンリオさんとつながっていて、正直うらやましい!と思っていました(笑)。僕にとって代永くんは昔から、良き友であり、良きライバルなので、そういった意味では、ようやく自分も土俵に上がれたなと。新人時代は、週に2、3回会って、練習したり、遊んだりしていた思い出があります。友達としても、役者としても切磋琢磨(せっさたくま)してきた関係なので、ライバルは?と聞かれると、すぐに思い浮かぶのは、やはり代永くんですね。出会って20年という時間の中で、お互い声優としてご飯が食べられるようになって、プライベートでも家庭を持ったりして……そんな変化がすごくありがたく、すごく幸せに思います」
最後に「KUROMI’S PRETTY JOURNEY ~はちゃめちゃ!マルチバース大脱出!~」の見どころを聞いた。
「マルチバース世界にいるクロミちゃんは、このアニメシリーズでしか見られない特別なアバターばかり。ビジュアルも口調も雰囲気も全然違うので、『この世界には、どんなクロミちゃんがいるのかな?』と毎話楽しみにしていていただけるのかなと思います。個人的な推しは、少女マンガ風の“乙女”クロミちゃんです。いつもより頭身が高くて、それはもう目がキラッキラなんです!(笑)。あとは、なぜ今回ニコとクロミちゃんが出会ったのか? そして彼の目的は何なのか? そのあたりを楽しみにしていただきつつ、最後までご覧いただけたらうれしいですね」
(C)’24 SANRIO 著作(株)サンリオ
高橋留美子さんの大ヒットマンガ「らんま1/2」の“完全新作的アニメ”の第2期が制作されることが明らかになった。同作は、1989~92年にテレビアニメが放送されており、テレビアニメ…
「ジャンプSQ.(スクエア)」(集英社)で連載中の加藤和恵さんのマンガが原作のテレビアニメ「青の祓魔師(エクソシスト)」の「島根啓明結社(イルミナティ)篇」「雪ノ果篇(ゆきのはてへ…
韓国の小説、マンガが原作のテレビアニメ「俺だけレベルアップな件」の第2期「俺だけレベルアップな件Season 2 -Arise from the Shadow-」が、2025年1…
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などで知られる「ニトロプラス」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんが原案、脚本、総監修を務める人形劇「Thunderbolt Fa…
まつもと泉さんのマンガ「きまぐれオレンジ☆ロード」のヒロイン・鮎川まどかのフィギュア「ヒロインメモリーズ きまぐれオレンジ☆ロード 鮎川まどか Ver.Red」(メガハウス)が、…