吉高由里子:「光る君へ」コンサートで「いや~沼りました」と感慨深げ 最終回まであと6回「寂しい」とも

「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」にゲスト出演した吉高由里子さん (C)NHK
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「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」にゲスト出演した吉高由里子さん (C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ光る君へ」のコンサート「~沼ル音楽会~」が11月9日、東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都新宿区)で開催され、主人公まひろ(紫式部)役の吉高さんらがゲスト出演。アンコールも含めて全26曲を聴き終えた吉高さんは「いや~、もう沼りました」と感慨深げに語った。

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 吉高さんは「(音楽という)目に見えない、形のないものに恋してしまった。これ以上私をもてあそばないでください」と独特の表現で感想を語り、「本当に幸せでした。ありがとうございます」とコメント。「光る君へ」は12月15日に最終回を迎えるが、「あと6回で終わると思うと寂しい。最後まで見届けてくださったら幸せです」と観客に呼びかけた。

 コンサートは、音楽担当の冬野ユミさんが今作のために150曲以上作曲した中から厳選し、テーマ音楽「Amethyst」など26曲を披露。横山奏さん指揮、東京フィルハーモニー交響楽団のほか、ピアニストの塩谷哲さん、バイオリニストの中西俊博さんらが演奏した。赤染衛門役の凰稀かなめさんがナレーションを務め、チーフ演出の中島由貴さんもトークで登場。会場には1600人が詰めかけた。この模様は12月8日午後5時から総合で放送予定。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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