海に眠るダイヤモンド:「なんとしてでも生きて、やり直したかった」 “リナ”池田エライザの悲しい過去とは?

ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第5話の一場面(C)TBSスパークル/TBS
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ドラマ「海に眠るダイヤモンド」第5話の一場面(C)TBSスパークル/TBS

 俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)の第5話が11月24日に放送される。同話では、リナ(池田エライザさん)が進平(斎藤工さん)に自身の悲しい過去を明かすという。これまでに明かされたリナにまつわる出来事を振り返ってみたい。

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 ◇逃げるように端島へ 目の下にアザも

 リナは、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の歌手。鉄平(神木さん)との出会いの場面では、ウエイトレス募集の話を知り「関西の方」から端島にやってきたと語った。仕事でジャズを歌っていたことも明かした。

 職員クラブの従業員で、管理者の町子(映美くららさん)からは、リナの目の下にアザがあることや、紹介状が“嘘っぱち”であることを見破られたものの、職員クラブでウエイトレスとして働くことになる。

 あるとき、製鉄会社社長の三島(坪倉由幸さん)が店にやってくる。三島から呼ばれたリナは、席に着くよう言われ、言うことを聞くと、手を握られた。

 「やめて!」と大きな声で伝えたリナは、三島にコップの水をかけ「女の体を気安く触るんじゃないよ!」と怒る。ところが、三島からは「何お高くとまってんだ? たかが端島の炭鉱の女風情が」と逆ギレされ、顔を殴られる。

 三島は怒って店を後にする。「もうなんばしよっと!」と怒鳴る町子に対し、リナは「あれくらい。相手がアメリカの兵隊だって、ビールかけて目覚ませってやる」と言い放った。

 その後、リナは端島を出て行こうとする。追いかけてきた鉄平(神木さん)に対し、リナは「いっつもそう。やっと見つけたって思ってもうまくいかなくて。1人で、根っこがちぎれた海藻みたいに漂って、流されて、転々と。そういう人生」と語った。

 「人生変えたくないか? ここから変えたくないか?」と鉄平に背中を押されたリナは、端島音頭を島民の前で披露する。

 ◇名前は偽名 大金と拳銃を所持

 第4話では、リナは、ひそかに大金と拳銃を所持していることを、進平(斎藤工さん)に知られてしまう。「護身用」と言い訳したリナだったが、進平は「十四年式。危ねえな」と言って、それ以上詮索しなかった。

 その後も、進平は大金や拳銃のことについて、何も聞かないでいた。リナは進平に「黙っていてくれてありがとう」と伝えつつ、リナという名前は偽名であることを告白。「絶対に死んでやるもんかって。なんとしてでも生きて、やり直したかった。幸せな人生がほしかった」と口を結んだ。

 池田さんはインタビューで、リナの過去について「私がもし、リナのような体験をしたら、彼女と同じように行動できるかはわかりません。それほど想像を絶する経験をしているキャラクターでもあります」と語っていた。

 第5話ではリナのどんな過去が明かされるのか、注目したい。

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