俳優の本仮屋ユイカさんが、1話3分のショートドラマ配信アプリ「BUMP」で11月27日に配信開始された「悪い女」で、ショートドラマ初主演を務めた。ドラマは、吉川英梨さんのミステリー小説「悪い女　藤堂玲花、仮面の日々」（朝日文庫、2023年）が原作。殺人事件の容疑者として浮上した美貌のセレブ妻・藤堂玲花（本仮屋さん）と、ルポライター寺田理保（金井美樹さん）の駆け引きから、次々と衝撃的事実が明かされていくサスペンスだ。全20話。

あなたにオススメ

朝ドラ：来年度後期は「ブラッサム」　主演は石橋静河　モデルは…

　本仮屋さんは、今作について「いろいろなものから守られ、何不自由なくふわふわと生きているように見える女性の心の奥底が、魅力的な共演者とのお芝居の掛け合いによって、少しずつ引き出されてくるところが見どころだと思います」とコメント。

　「浮世離れしている藤堂玲花の振る舞いは、見てくださる方の日常を忘れるような魅惑的なパワーがあるのではと思います。一見そうは見えないのですが、私は彼女の本質は愛情深く、勇敢な女性だと思っているので、ぜひその本質を見抜いていただけたらうれしいです。最後まで見てくださる方の予想を裏切りながらも、期待を裏切らない、悪い女・藤堂玲花をご覧いただけると思います」とアピールした。

　ドラマには、かつて不祥事を起こした元教師・辻沢役で久保田悠来さん、理保に近づく謎のカフェ店主・水木役で田中偉登（たけと）さんも出演する。監督は、映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」（2018年）やドラマ「連続ドラマW　宮沢賢治の食卓」（2017年）などで知られる御法川修さんが務めた。