川淵三郎:88歳になったJリーグ初代チェアマンが「有働Times」に 故・渡辺恒雄さんから届いた“思いがけないメッセージ”明かす 現日本代表の注目選手も

3月23日放送の「有働Times」に出演する川淵三郎さん(右)と有働由美子さん=テレビ朝日提供
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3月23日放送の「有働Times」に出演する川淵三郎さん(右)と有働由美子さん=テレビ朝日提供

 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)初代チェアマンの川淵三郎さんが、3月23日放送の報道・情報番組「有働Times」(テレビ朝日系、日曜午後8時56分)90分スペシャルに出演する。番組MCの有働由美子キャスターによるインタビュー企画「レジェンド&スター」で、88歳になった川淵さんが“挑戦と改革の人生”を語る。

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 日本サッカーの歴史の生き証人ともいえる川淵さん。ワールドカップへの切符を目前で逃した1993年の「ドーハの悲劇」については「ドーハの悲劇があったから、今の日本のサッカーがあると思っているんですよ。今でこそ言えるんだけど、あれはあれで負けてよかったんですよ」と話す。

 Jリーグ創設に尽力した川淵さんは、地域に根ざしたスポーツクラブを理念とし、クラブ名には地域名を入れ、企業名を前面に出さない方針を打ち出した。その構想に反対したのがヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)の親会社である読売新聞の社長であった、故・渡辺恒雄さん。渡辺さんとは激しく意見を戦わせたというが、時を経て“思いがけないメッセージ”が届いたと明かす。

 現在のサッカー日本代表についても言及。特に注目している存在として三笘薫選手の名を挙げ「あのスピードとドリブル……やっぱり見ていて本当に楽しいし面白いし、可能性を秘めている!」と絶賛する。

 バスケットボール界の改革についても取り組んだ川淵さん。強烈なリーダーシップを発揮し、リーグ統一を実現した。当時の顔を真っ赤にして怒る自身の映像を見て、「この頃は血圧が、上が220くらいありました」と驚きの秘話を語る。

 「妻がいなければ今の僕はなかった」と、60年以上支えてもらったという妻へ感謝の思いも明かし、その夫婦愛に有働さんは涙する。

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