緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチ”セレモニーがこのほど、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、放送中の「おむすび」のヒロイン・橋本環奈さんと、3月31日スタートの「あんぱん」の主演を務める今田美桜さんが出席。今田さんは「撮影が始まってあっという間に半年たち、残りもあと半年ほどということに、早くもさみしさを感じています。毎日すごく楽しく撮影できていて、とても幸せに朝田のぶを演じさせていただいています」と近況を語った。
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橋本さんからバトンを受け取った今田さんは、「撮影が始まって半年たちましたが、1年間『おむすび』で前向きな結ちゃんとして過ごされてきた橋本さんからバトンを受け継いで、あらためて『いよいよスタートするんだな』というのを感じています。今もふだん撮影を共にしているスタッフの皆様に見守っていただいているので、それをしっかりと受け止めながらこの先もみんなで頑張りたいなというふうに感じました」と決意を新たにし、「本当におつかれさまでした」と橋本さんをねぎらった。
橋本さんが「今日お会いして、(今田さんの)変わらず元気な姿を見られてほっとしました。私も(伊藤)沙莉さんからバトンタッチの時に聞いたのは健康面の話で、よく食べてよく寝てというのが一年乗り切るにはすごく大事なのかなと思っています。病気もけがも無く、がんばっていただきたいなと思います」とエールを送ると、今田さんは「橋本さんもこれまでのヒロインの皆様も、健康に気をつけて乗り越えてこられたと思うので、しっかりその思いを受け継いでいきたいなと思います」と意気込んだ。
今田さんは、「あんぱん」の舞台である「高知の特産品・鳴子」と「あんぱん」を橋本さんにプレゼント。戦後の復興を願いスタートした「よさこい祭り」で、十人十色の衣装をまとい、笑顔で乱舞する踊り子たちが手に持つ「鳴子」。周りを幸せにしながら前を向いて進むヒロインを演じた橋本さんに、高知で作られたオリジナルデザインの「鳴子」と、朝田家特製の「あんぱん」を、「撮影お疲れ様でした」の思いを込めて送った。
受け取った橋本さんは「結構音が鳴りますね! はじめて鳴子を持ちました。後ろにも『おむすび』と『あんぱん』のロゴが入っていてかわいらしいです。ありがとうございます。(鳴子を鳴らして)最後まで盛り上げられそうです!」と喜んだ。
「おむすび」は、平成元年生まれのヒロインが、どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、栄養士として人の心と未来を結んでいく、“平成青春グラフィティー”。NHKのドラマ「正直不動産」などで知られる脚本家・根本ノンジさんのオリジナル作品となる。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919~2013年)と、小松暢さん(1918~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。脚本は、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)シリーズなどで知られる中園ミホさんが手掛ける。
バトンタッチセレモニーは、のぶの自宅・朝田家のセット内で行われた。
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