再会~Silent Truth~
第6話 俺が殺しました
2月17日(火)放送分
俳優の吉岡里帆さんが、松坂桃李さん主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜午後9時)で御上(松坂さん)が担任を務める隣徳学院3年2組の副担任、是枝文香を演じている。是枝は「話の聞き役」で、自分の気持ちを抑え込んで少しずつ成長するキャラクターだ。自身も「弱ってしまった」こともあるという是枝役について、吉岡さんに聞いた。
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ドラマは、日本の教育を変えようという思いを持つ文科省官僚の御上孝(松坂さん)が、自ら私立高校の教壇に立ち、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく、オリジナルの“大逆転教育再生ストーリー”。松坂さんの主演映画「新聞記者」以来のタッグとなる詩森ろばさんが脚本を担当。「アンチヒーロー」(2024年)、「VIVANT」(2023年)など話題になった日曜劇場を担当してきた飯田和孝さんがプロデューサーを務めている。
吉岡さんは、是枝について、他を際立たせる「“受け”を負っている役割」と表現する。
「自分の気持ちを全部さらけ出したり、自分の弱さを見せるような場面がほとんどないので、抱え込んでいく……。でも大人だから、それを卑下したり悲しんだりするというより、それすらも抑え込んで、前向きな姿勢で生徒たちと向き合って、御上先生の話を聞くたびに反省しながら、本当に少しずつ成長していくようなキャラクター。自分のキャラを前に出しすぎないないよう、生徒たちや御上先生がより引き立つように、そういった際立たせるための役割も担っているので意識しています」
生徒たちの成長のスピード感に比べて、是枝の成長は遅々として進まない。それは、大人ということもあり、親から抑え込まれてきた生い立ちも関係しているようだ。
吉岡さんは「今までやってきた役だったらもう少し早いスピードで成長できたんですけど、是枝は簡単に成長できないっていうところがミソだなと思っていて。子どものときから植え込まれた教育や、自分が浴びてきた言葉みたいなもので形成されてる人間が、簡単には変われないんだっていうところがすごくリアリティーがあって、そのリアルを私は体験したいなと思って、時間をかけてほんの少しずつ成長させていくように頑張っています」と話す。
是枝を演じる上で、影響を受けたことがある。吉岡さんは、撮影が始まった頃にこのドラマの学校教育監修を担う工藤勇一さんの授業を受け、感銘を受けたという。
「今どれくらい世界から遅れを取っていて、日本の教育がどういう教育だったから、どんな遅れをとったのかという、現実的な授業だったんですよ。世界とそんなに差が開いてしまってるんだとか、自分が受けていた授業はそこが欠落してるんだとか、いっぱい気づいてしまって。その結果、日本の教育の完成形みたいな人に是枝をしたいなと思いました。すごく頑張ってきたし、真面目だし、仕事ができないわけではないんだけど、もっと高く飛ぶためには、負荷をかけなきゃいけないし、足りないことがあるというのをうまく表現できたら、今の日本教育に対してちょっと挑戦的なせりふもたくさん出てくるストーリーの中に、効果的に(是枝を)表現することができるかなって」
また、「工藤さんの授業で最後におっしゃってたのは、遅れをとってるんだけど、『でもこれからです』って。『教育さえちゃんと見直せば、これから巻き返していけるんです』という話があったので、その巻き返していけるさまを見せたいなって思いました」と考えを新たにしたという。
是枝は「視聴者の目線」でもあるといわれている。そのため「ハッとする瞬間をすごく大事にしている」という。
「そういう考え方があったのか、自分はそんなこと思いもしてなかったとという、自分がこれまで培ってきた、大人になって凝り固まってしまってる価値観や自分の性格みたいなものに対して疑問をちゃんと抱く瞬間を一番大事にしています。それは御上先生からも受けるんですが、できるだけ生徒から受けるようにしていて。生徒のお陰で変えてもらっているというように、送ってきてくれているエネルギーを見逃さないということを大事にしています」
それにはかなり集中力が必要で「せりふはそんなにないんですけど、そんな中でも、実はめちゃくちゃ集中しているという。本当に頭がキリキリするぐらいに、胃がキリキリするぐらい集中して過ごしています。こういう作品の組み方があるんだっていう、私も新しい発見をしています」と思いをはせる。
生徒たちとともに大人たちも変わらなくてはいけないというメッセージが込められたドラマだが、吉岡さん自身が変えたいところは?
「謙虚さと自分を卑下することは違うんだっていう意識ですかね。この現場にいると、自分らしく、自分の持ち味を最大限に出して、ちゃんとそこに誇りを持つこと、自信を持つことがすごく求められている感じがしていて。役柄的に是枝という役なので、ついつい自分は御上先生よりできないんだとか、自分は生徒の役に立てないんだとかって、ちょっと卑下するような気持ちになりがちなんですけど、そこに陥らないようにといいますか。凛とした謙虚さの中に新しい要素を取り込んでいく強さがやっぱり必要で、自分なんか自分なんかって逃げずに果敢に挑戦して、変わっていかなきゃいけないっていう、自信を持って変わる努力をするということを、今回は特に意識して過ごしてます」
是枝を演じるのに、内面の葛藤はあるのだろうか。
「たくさんありますね。でも、抑え込む美学を信じて。そういう感情になっているということは、きっとこの役と向き合えている証拠なんだなと思って、体や心が弱っていたり、反省してしまう感情は大事に持っておきたいと思っています」
是枝はこれまでにない特別な役だといい、「これまでも反省するシーンとか自分のふがいなさを感じる役はやってきてるんですけど、是枝ってやっぱりすごく特別で、そういうのが24時間続くような感じといいますか。最終話に是枝がちょっと本音が出てしまうシーンがあるんですけど、そこに向けて、ずっと生徒の成長を目の当たりにして、キラキラ輝くものが御上先生によって出来上がっていくさまを見て、是枝も変わらなければいけないんだという気持ちになっています」としみじみ語った。
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