御上先生:“御上”松坂桃李の最後の授業、視聴者「心に響きました」 続編希望の声広がる(ネタバレあり)

「御上先生」最終話の一場面(C)TBS
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「御上先生」最終話の一場面(C)TBS

 松坂桃李さん主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)の最終話が3月23日に放送された。続編を希望する視聴者の声がSNSで広がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 3年2組の卒業式当日の様子が描かれた最終話。生徒たちから「最後にひと言、お願いしてもいいですか」と求められた御上(松坂さん)は「この1年、僕は1つのことだけを君たちに言ってきた。『考えて。自分の頭で』と。『考えて』と君たちに言うたびに僕も考えた。これはもう無理かもしれない、と何度も思った」と語った。

 自分が思っていた以上に困難な1年となったが、3年2組の生徒たちは信じがたい解決策を導き出してきた、と話した御上。「君たちが導き出した一つ一つの答えが、国の大きな問題を白日の下に引きずり出した。こんなことが可能なのだと君たちが僕に教えてくれた。それは『パーソナル・イズ・ポリティカル』。その言葉の見事な具現化だった」と明言した。

 しかし「結果としての解決は素晴らしい。でも、もっと素晴らしいのは、君たちの中に今、人生かけて考えるべき答えの出ない質問が数えきれないほどあるということだ。その質問は、時に投げ出したくなるほど大変で、絶望することもあるだろう」とも指摘。

 「でも、その時に思い出してくれたらうれしい。ここに、君たちの頭の中にあるということを、誰より楽しみにしていた人間がいるということを。だって、君たちの頭の中の答えの出ない質問は、未来そのものなんだ。そして君たちが苦しみの中、選びとる答えは、きっと弱者に寄り添うものになる。君たちならできるよ。僕はそれを信じてる。卒業おめでとう」と生徒たち1人1人の顔を見ながら伝えた。

 SNSでは「最後の授業、感動しました。色々な角度から“考える”ことの大切さを教えてもらいました。『教育』の改革が今の日本には本当に大切だと感じます。御上先生の言葉や行動が毎話心に響きました!」「考える事の大切さを改めて教えてくれたドラマでした。御上先生の最後の授業心に響きました」「御上先生最終話良すぎる。続編希望」「最終回めっちゃ良かった。続編希望」といったコメントが並んだ。

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