山口祐一郎:歌の道を勧めた4番目の父親「なかなかいい声をしている」 勧められテレ朝オーディション、合格 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した山口祐一郎さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した山口祐一郎さん=テレビ朝日提供

 劇団四季の出身で「ミュージカル界の帝王」の異名を持つ俳優、山口祐一郎さんが、4月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。「5人の父親」がいることを明かし、歌の道を勧めてくれた父親について語った。

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 自身の父親について「最初にDNAをいただいた父親と、その次はピアニストで。3番目の方は小学校の前半(の頃)ですかね。初めてキャッチボールしてくださったり。中学校になったら今度は4番目の。その方が音大を出ていて……」と語った山口さん。

 4番目の父親から「なかなかいい声をしている」「祐一郎、お前もったいない。間違いないからやってみろ」と言われたことがきっかけで、テレビ朝日の歌のオーディションを受けることになった。

 「最初のオーディションで受かってしまって。落ちたら普通の人生を歩む予定だったんですけど。僕の人生全部、テレビ朝日に責任を取っていただけたらと思います(笑)」とユーモアたっぷりに話した。

 オーディション後、審査員の中に、劇団四季のミュージカルを手がける作曲家がいた関係で、劇団四季に入ることになったという。

 徹子さんから「ご両親はお別れになってから親権争いが大変だったんですって?」と聞かれ「長い長い親権争い、大変でした!」と明るく話した山口さん。「裁判所の判断が変わるので父親側に1年いたり、2年いたり……」と明かすと、徹子さんは思わず「大変な人生ですね」とうなずいた。

 山口さんは「僕は比較するほかの人生をそのときは知らなかったものですから、みんなこうなんだろうと思って。子供って親のためにこんなに苦労するものなんだな、とそのときは思っていましたが、今はちょうどいい感じでそれがお芝居に役に立っているのかな、と勝手に思っています」と述べた。

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