あんぱん:黒井先生の悲しい過去に視聴者衝撃「時代の犠牲者」「つらい人生を送ってきたんだね」 瀧内公美の演技に絶賛の声も

連続テレビ小説「あんぱん」第35回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第35回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第35回が5月16日に放送され、女子師範学校の教師・黒井(瀧内公美さん)の過去が明らかになり、視聴者の間で話題になった。

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 第35回では、卒業が近づいてきたある日、のぶ(今田さん)は黒井に呼び出され、手紙の差出人「柳井嵩子」が偽名なのではと指摘される。関係を怪しむ黒井に、のぶは苦しいときに嵩(北村匠海さん)の絵に救われたことなどを話し、「けんど……もう手紙がくることはないと思います」と涙をこらえた。

 黒井は「あなたはやっぱり弱い」と言い、「結婚して家庭に入り子供を産み、忠良なる日本国民に育て上げる。それも女性として正しい忠君愛国の道でしょう。そちらの道に行くなら、私はあえて引きとめません。この手紙のことも、学校に報告するつもりはありません」と伝えた。

 のぶが「先生はなぜそちらの道を選ばず、教師になったがですか?」と尋ねると、黒井は「一度……結婚したことはあります。女子師範を卒業してすぐに……嫁ぎました。3年間、子供ができず婚家を追われました」と告白。黒井は「ほかに質問は?」と聞くが、のぶは「いえ」と返すのが精いっぱいだった。

 SNSでは「黒井先生の過去に涙……厳しさの裏に深い傷と優しさが」「そういう時代だったとはいえ、なんだか切ないな」「時代の犠牲者」「つらい人生を送ってきたんだね」「瀧内公美さん、ほんとにこの時代に生きた人みたい。素晴らしい演技」「ほんま演技うまいなぁ」「相当に計算された演技」といった声が上がっていた。

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