斎藤工:永尾柚乃と35歳差“異色バディー” マヌケな誘拐犯と記憶喪失の天才少女に 韓国ドラマ原作、テレ朝7月期「誘拐の日」

7月8日スタートの連続ドラマ「誘拐の日」主演の斎藤工さん(左)と永尾柚乃ちゃん=テレビ朝日提供
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7月8日スタートの連続ドラマ「誘拐の日」主演の斎藤工さん(左)と永尾柚乃ちゃん=テレビ朝日提供

 俳優の斎藤工さん主演の連続ドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系、火曜午後9時)が、7月8日にスタートすることが分かった。斎藤さん演じる心優しきマヌケな誘拐犯と、子役の永尾柚乃ちゃん演じる記憶喪失の天才少女が、警察となぜか少女を狙う正体不明の男たちに追われながら一風変わった逃亡劇を繰り広げるヒューマンミステリー。43歳の斎藤さんと、8歳の柚乃ちゃんが35歳差の“異色バディー”を組む。

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 原作は、「シグナル」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」などのヒット作を生みだした韓国の制作会社ASTORYが、2023年に制作した連続ドラマ。二転三転するスピーディーな展開と、愛を知らない天才少女と不器用な誘拐犯との心の交流を描いたストーリーが話題になった。日本版の脚本は、TBS系の日曜劇場「下町ロケット」「半沢直樹」などを手がけたヒットメーカー、丑尾健太郎さんが手掛ける。

 物語は、主人公の新庄政宗(斎藤さん)が、心臓病の娘の手術費用を確保するため、妻の発案により、裕福な病院長の娘の七瀬凛(柚乃ちゃん)を誘拐しようとするところから始まる。逡巡する政宗は妻に背中を押され、院長宅近くに来ると、車の前にターゲットである凛が飛び出してくる。間一髪、事故を免れたが、目を覚ました凛は記憶喪失になってしまっており、新庄はとっさについたウソで、以降“父親役”を演じることになる。

 斎藤さんは役柄について「新庄は、“この人、仕方なくそうなってしまったんだな”という
、“マヌケたる理由”がある、愛すべき人物だなと思います。実は、プライベートの僕は新庄そのもの。やっと“素”の自分を生かせるときが来ました(笑)。“変にスイッチを入れない”という姿勢で撮影に臨んでいます」と、自然体で臨んでいるという。

 バディーを組む柚乃ちゃんについては「本読みの際、監督が“今回は子役のお芝居をやめましょう”と彼女に話したのですが、それに即座に対応していく“俳優・永尾柚乃”の恐ろし
さたるや(笑)! 凛が数カ国語を話すシーンでは撮影の直前でせりふを渡されて、本番で流ちょうに話していたのには驚きましたね。僕だったら絶対に覚えられません!」と絶賛した。

 一方の柚乃ちゃんは「工さんは前からテレビで見ていてすごくカッコいいなと思っていたんですけど、実際お会いしたら更にカッコよかったし、お芝居に対して“ストイック”なんです! 見ていてすごく勉強になりますし、いつも『わ、すごいな!』と感動しています。現場でもたくさん話しかけてくださって、とにかくやさしいです。頭のてっぺんからつま先まで、ぜんぶやさしい方です!」とコメントした。

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