対岸の家事~これが、私の生きる道!~:「お母さんのこと、許してほしい」 “中谷”ディーン・フジオカが母親に示した答えとは(ネタバレあり)

ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」最終話の一場面(C)TBS
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ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」最終話の一場面(C)TBS

 俳優の多部未華子さん主演の連続ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系・火曜午後10時)の最終話が6月3日に放送された。中谷達也(ディーン・フジオカさん)と、母親の理恵(長野里美さん)の葛藤を象徴するシーンが話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 理恵が中谷を訪ねて来た。理恵は「ほんとにごめんなさい。ずっと謝りたかったの。立派な大人になってほしくて、あなたには厳しく接してきた。でも今思うと、達也の意思を尊重していなかった。一方的な押しつけだった。お願い、達也、お母さんのこと、許してほしい」と中谷に頭を下げた。ところが、中谷は無言でその場を立ち去った。

 子供の頃の中谷は「ここで失敗したら社会の役に立つ人間になれないよ」と勉強を強いられ続けてきた。ささいなことで理恵にハンドミキサーで殴られ、出血を伴うケガをしたことが、中谷のトラウマになっていた。

 再び中谷を訪ね、改めて謝った理恵に、中谷は「親になって、佳恋(五十嵐美桜ちゃん)と2人で過ごすようになってやっとわかったんだ。母さんだけが悪かったんじゃないってこと」と語った。

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 「いくらでも謝るから許して」と懇願されたが、中谷は「待っていてほしい。いつか母さんに会いたいって思えるときが来たら僕から連絡する。だから、それまでは訪ねてこないで」とさえぎった。

 さらに「1年後なのか、3年後なのか、10年後なのか。本当に僕のことを尊重してくれるなら待っていてほしい」と自分の思いを伝えた。「10年……。うん」と理恵はショックを飲み込んだ。

 SNSでは「中谷さんの決断はほんとにそうだよな」「中谷さんが中谷母へきちんと自分の要望を伝えられたのもよかったね。理解できるのと許せるのは別」「中谷さんの母はやっぱり毒親よね。許してほしいってそれは中谷さんが決めること。それを強要してる感が無理」「許されることを諦めない母と、苦しみながらも前向きになろうとする中谷さんの姿がとても良かった!」といった声が上がった。

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