ひょうろく:「べらぼう」松前廣年役で大河デビューへ 吉原の女性に翻弄される?「他人事とは思えない切なさ」あり

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で松前廣年を演じるひょうろくさん (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で松前廣年を演じるひょうろくさん (C)NHK

 お笑い芸人のひょうろくさんが、横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)に、6月8日放送の第22回「小生、酒上(さけのうえの)不埒(ふらち)にて」から登場する。ひょうろくさんは大河ドラマ初出演。

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 演じるのは、松前道廣(えなりかずきさん)の弟で、松前家の江戸家老・松前廣年。幼少のころから画(え)を学び、蠣崎波響(かきざき・はきょう)としての画名も持つ。あることがきっかけで、吉原の大文字屋で花魁・誰袖(福原遥さん)と出会う。松前藩の繁栄のために尽力するが、自由奔放で非道な兄・道廣とは違い、心根の優しさがあだとなり、後の松前家を揺るがしていく……。

 4月の出演発表の際、ひょうろくさんは「廣年さんは江戸家老という身分が高い方で凛としてる部分がちゃんと出せたのか今でも不安です。吉原の女性に翻弄される一面もあり、撮影中“分かるなぁ”と他人事とは思えない切なさがありました。周りの演者さんやスタッフさんのすごさに圧倒されてしまいましたが、いろいろなアドバイスをいただきながら自分なりに一生懸命演技させていただいてますのでぜひご覧になってください」とコメントしていた。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

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