鰐淵晴子:伝説の俳優・原節子さんとの共演振り返る 「本当にお美しい方で、魅力的な方でした」 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した鰐淵晴子さん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した鰐淵晴子さん=テレビ朝日提供

 俳優の鰐淵晴子さん(80)が、6月11日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。映画「ノンちゃん雲に乗る」(1955年)で伝説の俳優、原節子さんと共演したときのことを振り返った。

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 鰐淵さんの父親はバイオリニストの鰐淵賢舟さん。母親はオーストリア人でチター奏者のベルタさん。4、5歳の頃にバイオリンを始め、天才バイオリニストとして有名になった。10歳で映画「ノンちゃん雲に乗る」(1955年)に出演。原さんの娘役でデビューした。

 番組では、鰐淵さんの幼少の頃の写真が紹介。徹子さんが「可愛いかったんですよね~」と伝えると、鰐淵さんは「小さい頃はね、可愛かった。今は憎らしいって言われます(笑)」とユーモアを交えた。「バイオリンを弾いて音楽でもって自分の気持ちを表現していたのかなと思います」と振り返った。

 徹子さんから「子供のときに原さんと共演なさって、すごいチヤホヤされたと思うんだけど」と聞かれ「結構厳しかったですね、生活は」と明かした鰐淵さん。

 「もちろんバイオリンのこともやらなければいけないし、学校にも行かないといけない。学校に行ってもなかなかなじめなくて。皆さんと会話がスムーズにいかないものですから。そういう意味ではすごく寂しい思いもした。母もいつも学校についてくるんです。石が飛んできたりすることもありましたから……心配だったんでしょうね」

 映画で共演した原さんの印象については「本当にお美しい方で、一目見たら心臓が止まっちゃうんじゃないかなと思うくらい魅力的な方でした」と述べた。

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