南光坊天海:家康亡き後、その神格化に尽力 108歳まで卓越した働き 江戸幕府260年の支柱を築いた“知恵”とは?

江戸幕府の支柱を作った南光坊天海とは? その知恵に迫る (C)日光山輪王寺
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江戸幕府の支柱を作った南光坊天海とは? その知恵に迫る (C)日光山輪王寺

 歴史の先人から現代に通じる知恵を学ぶ、NHK・Eテレの番組「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」(火曜午後10時)。6月17日は、家康のブレーンにして、江戸幕府260年の支柱をつくったと言われる南光坊天海を取り上げる。

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 この日の番組の副題は「江戸幕府の支柱を作った南光坊天海 物事の先を見据えろ!」。天海の功績は、家康亡き後その神格化に尽力し、江戸幕府260年の支柱を築いたことだ。

 日光東照宮に家康を東照大権現として祀った後、各地に東照宮を建立するよう呼び掛ける。上野・世良田など縁の地のみならず、諸大名にも強く勧め、幕府への忠誠を誓う彼らはこぞって建立した。最盛期には東照宮は全国に700社以上も存在したといわれる。

 幕府創世期の不安定な時期に、108歳の寿命を終えるまで、卓越した働きをした天海の知恵に迫る。

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