プラチナファミリー:「奇跡の芸術3兄妹」千住家に密着 名器デュランティの持ち主、バイオリニスト千住真理子の“超人生活”とは

7月1日放送の「プラチナファミリー」3時間スペシャル=テレビ朝日提供
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7月1日放送の「プラチナファミリー」3時間スペシャル=テレビ朝日提供

 “華麗なる一家=プラチナファミリー”の暮らしぶりを紹介する番組「プラチナファミリー」(テレビ朝日系、火曜午後7時※一部地域を除く)。7月1日は3時間スペシャルで、「奇跡の芸術3兄妹」と呼ばれる日本画家の千住博さん、作曲家の千住明さん、バイオリニストの千住真理子さんの3兄妹を特集する。

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 美術界のオリンピックと言われる「ヴェネツィア・ビエンナーレ」で東洋人初の名誉賞を受賞し、羽田空港や日米首脳会談の会場装飾を手掛けた長男の博さん。番組では、博さんの拠点である米ニューヨークのアトリエで、絵と向き合う創作現場に密着する。

 次男の明さんは、大ヒットドラマ「VIVANT」(TBS系、2023年)をはじめ多くの映像音楽を担当した。番組カメラは、東京・六本木にある自宅兼仕事場での創作現場を紹介。時に10日間以上こもって作曲から編曲まで1人で行うストイックな制作スタイルが明かされる。

 12歳でプロデビューを果たした長女のバイオリニスト、真理子さん。デビュー50周年を迎えた今もなお、生活の全てをバイオリンに捧げている。愛器は、世界最高峰のストラディバリウスの中でも最高傑作の一つといわれる「デュランティ」。1716年に制作され、ローマ法王やフランス貴族、スイスの大富豪の手を経た後、数多くの候補者の中から「偉大な演奏家に託したい」と真理子さんのもとに届いた。

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 「デュランティ」のオーナーとなって以来、生活は一変した。練習時間を捻出するため、移動は常に全力疾走。演奏のための筋力を鍛えるべく、血流を制限する「加圧トレーニング」も行っている。なかなか理解し難いストイックな日常に、同じバイオリニストでスタジオMCの高嶋ちさ子さんは「どうかしている……」と驚きを隠せない。

 そんな3兄妹が今年、約25年ぶりの共演となる一夜限りのコンサートを開催した。明さん作曲の楽曲を、真理子さんがバイオリンで演奏し、その音色に合わせて博さんが描いた数々の名画が舞台のスクリーン上で映し出された。アンコールでは、亡き母親への感謝の思いを込めた楽曲も演奏。絵画と音楽が一体となった「総合芸術」が完成した。

 この日は、森泉さんの豪邸訪問企画も。かつて、ある偉業を世界最年少で成し遂げた家主が暮らす、山梨県の築300年、約250坪の古民家へ。家主と同じジャンルで活躍する大学生の娘も登場する。

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