島津重豪:大河「べらぼう」にも登場 薩摩藩を一流に押し上げた“知恵” 外国大好き! 真の思惑とは?

薩摩藩11代藩主・島津重豪はとんでもない外国好きだった!=鹿児島県歴史・美術センター黎明館所蔵 玉里島津家資料
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薩摩藩11代藩主・島津重豪はとんでもない外国好きだった!=鹿児島県歴史・美術センター黎明館所蔵 玉里島津家資料

 歴史の先人から現代に通じる知恵を学ぶ、NHK・Eテレの番組「先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)」(火曜午後10時)。7月29日は、同局の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で田中幸太朗さんがが演じている島津重豪を取り上げる。

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 この日の番組の副題は「外国大好き!島津重豪薩摩藩を一流にした秘訣(ひけつ)」。島津重豪の凄さは行動力。参勤交代で鹿児島と江戸を行き来する長い行程では、必ず“寄り道”した。

 中国語研究の中心地である京都・宇治の黄檗宗寺院で僧と交流したり、長崎でオランダ商館長と懇意になったり、さらには江戸に来たシーボルトとは曽孫・斉彬らと3回も面談。日本の薬草を研究するために、琉球王を通じて北京の医師に鑑定してもらうという鎖国下での裏技も駆使した。

 “蘭癖大名”の異名をとった島津重豪の真の思惑とは?

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