盤上の向日葵:主人公“上条桂介”坂口健太郎の激動の人生を写し出した場面カットが一挙解禁 ムビチケ発売も

映画「盤上の向日葵」の場面カット (C)2025映画「盤上の向日葵」製作委員会
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映画「盤上の向日葵」の場面カット (C)2025映画「盤上の向日葵」製作委員会

 俳優の坂口健太郎さんと渡辺謙さんが共演する映画「盤上の向日葵」(熊澤尚人監督、10月31日公開)で、坂口さん演じる主人公・上条桂介の“激動の人生”が写し出された場面カット9点が8月14日、解禁された。

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 今作は、「孤狼の血」などで知られる柚月裕子さんの同名小説(中央公論新社)を実写化したヒューマンミステリー。主演の坂口さんは、アマチュアからプロ棋士へと異例の昇進を遂げた天才棋士の上条桂介を演じる。渡辺さんは、将棋指しとしては超一流だが人間として最低な伝説の賭け将棋の真剣師、東明重慶(とうみょう・しげよし)を、また土屋太鳳さんが桂介を見守る元婚約者の宮田奈津子を演じる。

 さらに、佐々木蔵之介さん、高杉真宙さん、音尾琢真さん、渡辺いっけいさん、柄本明さん、尾上右近さん、木村多江さん、小日向文世さんらも出演する。

 ある山中で身元不明の白骨死体が発見された。手掛かりは死体とともに発見された高価な将棋の駒。捜査の末、その駒の持ち主は、将棋界に彗星のごとく現れた天才棋士、上条桂介だと判明する。さらに捜査の過程で、桂介の過去を知る重要人物として、賭け将棋で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた東明重慶の存在が浮かび上がる……というストーリー。

 今回解禁された場面カットには、殺人事件の容疑者となった天才棋士、桂介(坂口さん)の壮絶な過去が表情ににじみ出ている。酒とギャンブルに溺れる父、上条庸一(音尾さん)と極貧生活を送る日々。そんな桂介が唯一熱中していたものが将棋だった。桂介の才能を見抜き将棋を教え、親のように暖かく迎え入れた唐沢光一朗(小日向さん)や、桂介に静かな愛を注ぐ宮田奈津子(土屋さん)の存在によって、孤独な桂介の人生に光が差すが……。賭け将棋の真剣師・東明重慶(渡辺さん)との出会いによって、桂介の人生にかつてない情熱と深い絶望をもたらすことになる。坂口さんがこれまでのイメージを覆す演技で主人公が抱える情熱と葛藤を体現。俳優としての“新境地”となる迫真の演技を見せている。

 ムビチケ前売券(オンライン)が8月15日午前10時から発売されることも分かった。購入者鑑賞特典として、映画鑑賞後に、今作のティザービジュアルと鑑賞記録を組み合わせたメモリアル画像を全員にプレゼントされる。

映画「盤上の向日葵」予告編

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