爆弾:主題歌は宮本浩次の「I AM HERO」 リリックムービーが解禁

映画「爆弾」の一場面 (C)呉勝浩/講談社 ©2025 映画『爆弾』製作委員会
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映画「爆弾」の一場面 (C)呉勝浩/講談社 ©2025 映画『爆弾』製作委員会

 山田裕貴さんが主演する映画「爆弾」(永井聡監督、10 月31日公開)の主題歌が、ロックバンド「エレファントカシマシ」のボーカルで、 ソロでも活動する宮本浩次さんが作詞、作曲した「I AM HERO」に決まり、“リリックムービー”が8月19日に解禁された。印象的な歌詞のフレーズが画面いっぱいに踊り、宮本さんの力強い歌声が見る者の心に響く映像になっている。

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 映画は、謎の爆弾魔と警察との取調室での頭脳戦を描き、「このミステリーがすごい! 2023年版」(宝島社)などで1位を獲得した呉勝浩さんのベストセラー小説「爆弾」(講談社)が原作。

 酔った勢いで店員に暴行を働いた一人の謎の中年男が警察に連行される。「スズキタゴサク」と名乗った男(佐藤二朗さん)は、霊感が働くと称して都内に仕掛けられた爆弾の存在を予告。秋葉原での爆破を皮切りに、この後1時間おきに3回爆発すると告げる。交渉人の類家(山田さん)ら刑事たちの問いかけをのらりくらりとかわしつつ、次第に爆弾に関する謎めいた“クイズ”を出し始めるというストーリーだ。

 今年4月に永井監督と会い、作品のテーマを聞いたという宮本さんは「(映画の)大きなテーマの一つは『本当の自分の声』だと私は思います。 これこそ私たちが生きていく上で絶対に避けて通ることのできない恐ろしいテーマであり、永遠に未解決の問題でもある。 そういう私なりの解釈を全力でこの曲『I AM HERO』に込めました」と語る。

 この主題歌を聴いた主演の山田さんは「宮本さんが主題歌を担当されると伺った瞬間、直感的にタゴサクの顔が思い浮かびました。ところが、実際に“I AM HERO”“I AM HERO”と繰り返される歌詞を耳にしたとき、それはむしろ、自らを鼓舞しながら残酷で救いのない世界に立ち向かう類家の姿に重なって聞こえました。くじけそうな瞬間、背中を押してくれる楽曲ですし、映画『爆弾』を、爆発させてくれる力強いメッセージが込められている主題歌になっています」とのコメントを寄せている。

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