べらぼう:抜かりない大崎! 家治の情に訴え醍醐を…知保の方には他言せぬよう忠告 怪しさ満点、暗躍しまくってる!!

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第31回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第31回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第31回「我が名は天」が、8月17日に放送され、映美くららさん演じる大崎の言動に視聴者は注目した。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第31回では、江戸市中は利根川が決壊し、大洪水になる。蔦重(横浜さん)は、新之助(井之脇海さん)やふく(小野花梨さん)を気にかけ米などを差し入れようと深川を訪れる。食料の配給が行われる寺で、 平蔵(中村隼人さん)に会い、幕府は復興対策に追われ、救い米どころか裕福な町方の助けを頼りにしていると知る。

 ある日のこと、「何か滋養のあるものを」と思った知保の方(高梨臨さん)は、家治(眞島秀和さん)に醍醐を差し出す。かつて家治の父がよく食べていた醍醐。その頃は、田安家が作り納めていたという話だが、家治自身は、嬉しい気持ちはあるものの、食べ慣れないものは体に良くないのではと、口にするのを躊躇する。

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 すると、その横で話を聞いていた大崎はサッと顔色を変え、田安家の取り潰しが決まっていることを理由に「何卒、一口でもお召し上がりにいただければと、越中守様も仰せにございました」と情に訴える。結局、家治は醍醐を食べることになり、毒味を頼むが……。

 その日を境に、家治は見る見るうちに体が弱り、やがて重篤な状態に。知保の方は、自分が食べ慣れないもの=醍醐を贈ったからではないかと責任を感じるが、すかさず大崎は、醍醐作りに関わった何人もの人間の首が飛ぶと、他言しないよう忠告。その上で「大事のうございます。私がお守りするゆえ」と寄り添うが、その瞬間、大崎から優しい笑顔は消えた。

 最初から醍醐について、「家治、(毒を)盛られるのかね…」「それ大丈夫なやつですか…」「いや、食べたくないって言ってんじゃん!」と反応していた視聴者は、抜かりなく事を進めたかのように思える大崎に対しても「こんなに勧めるの、怪しいよ(ちゃんと上様は警戒しているのに)」「大崎、怪しい、怪しいぞ」「大崎がいちばん害悪」「大崎、暗躍しまくってる」「大崎ぃぃぃ」と疑惑の目を向けまくっていた。

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