1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回（9月6〜12日）は、齊藤京子さんと水野美紀さんが、“同一人物”を演じること、与田祐希さんが、“告発系インフルエンサー”役に挑戦することが話題になった。前後編で取り上げる。

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　9月6日、与田祐希さんが、10月16日からMBSのドラマ特区枠（木曜深夜0時59分）で放送される「死ぬまでバズってろ！！」で主演を務めることが分かった。今年2月の「乃木坂46」卒業後、初の地上波連ドラ出演。与田さんが、“告発系インフルエンサー”役に挑戦し、役に合わせて髪も明るく染め、新境地を切り開く。演じる主人公・浅野加菜子は、26歳のバツイチ、フリーター。偶然撮影したひき逃げ事故の動画がSNSで大バズりしたことで、一夜にして人生が激変する。

　6日、2026年1月期にTBSの金曜ドラマ枠（金曜午後10時）で放送される「DREAM STAGE」に出演する「NAZE（ネイズ）」が、さいたまスーパーアリーナ（さいたま市中央区）で開催中のファッションイベント「第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション（TGC） 2025 AUTUMN／WINTER」に登場した。TGCでは、ドラマ本編の撮影も行いながら、記念すべき初パフォーマンスを行った。NAZEはオープニングアクトに登場すると、オリジナル曲「Wanderlust」を披露。その後はTBSのヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（2016年）の主題歌「恋」（星野源さん）をカバーし、パワフルな“恋ダンス”を踊った。

　また、6日の「TGC」では、高橋文哉さんも登場し、企画プロデュース・主演を務めることが発表されていた縦型ショートドラマの内容を公表した。高橋さんはショートドラマで共演する岡崎紗絵さん、綱啓永さんと共にランウエーを歩いた後、作品名の「この恋は、理想形。」と、10月24日の配信開始を明かした。また、ヒロインを現在放送中のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」で夫婦役で共演する原菜乃華さんが務めることも発表した。ドラマは、主人公の高峰広（高橋さん）と、不思議な力を持つ恋人の朝比奈澪（原さん）のラブストーリー。

　6日、テレビ朝日と東映がタッグを組んで制作する新たなヒーロー時代劇「仮面の忍者 赤影」（日曜深夜0時10分～同40分※関東ローカル）が、10月26日深夜にスタートすることが分かった。原作は「鉄人28号」「三国志」「魔法使いサリー」などで知られる故・横山光輝さんが、1966～67年に「週刊少年サンデー」（小学館）で連載していた忍者マンガ（※連載開始時のタイトルは「飛騨の赤影」）。1967年に実写化され、怪獣やUFOが登場するなど原作を大胆にアレンジした。令和版のヒーロー時代劇として息を吹き込むのは、映画「クローズ ZERO」シリーズ（2007～09年）や「十三人の刺客」（2010年）などの三池崇史監督。主演を「FANTASTICS」のリーダー・佐藤大樹さんが務める。

　6日、今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「あんぱん」（総合、月～土曜午前8時ほか）のファン感謝祭が高知県で開催され、のぶ役の今田さん、羽多子役の江口のりこさん、メイコ役の原菜乃華さんが登場した。今田さんは「撮影が終わって2週間くらいたちますが、1年間無事に終われてホッとしております。私がドラマの中で印象に残っている言葉は、次郎さんの『全力で走れ 絶望に追いつかれない速さで』です。のぶとして、この言葉をずっと大切に何度も思い出しながら頑張っていました」と語った。イベントの模様は9月20日午前8時15分からNHK総合（四国地方向け）、23日午前6時10分からNHK総合、ワールド・プレミアムで放送、配信される。

　7日、齊藤京子さんと水野美紀さんが、10月7日から「火ドラ★イレブン」枠（カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時）で放送される連続ドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか？」でダブル主演し、“同一人物”を演じることが明らかになった。水野さんは娘を失った55歳の母親を演じ、全身整形して、齊藤さん演じる新米ママとして復讐を遂行するという物語。齊藤さんにとって初の母親役で、“復讐ドラマ”も初挑戦となる。介護士として働く篠原玲子（水野さん）は、シングルマザーとして育てた27歳の娘と４歳の孫の成長を見守り幸せに暮らしていた。ある日、娘と孫がマンションから飛び降り、孫は意識不明の重体、娘は亡くなる。そして玲子のもとに「娘は、ママ友に殺された」と非通知の電話がかかってくる……。

　8日、浅野温子さんと武田鉄矢さんの名演で人気を博した伝説の連続ドラマ「101回目のプロポーズ」（フジテレビ）の続編「102回目のプロポーズ」が、鈴木おさむさんの企画で制作されることが明らかになった。唐田えりかさんが主演を務め、「霜降り明星」のせいやさんと伊藤健太郎さんが共演する。放送作家・脚本家を引退している鈴木さんが、引退の数年前から続編ドラマの制作を熱望していたという。「101回目のプロポーズ」最終回で結ばれた薫（浅野さん）と達郎（武田さん）が結婚したとの設定で、唐田さんは2人の間に生まれた娘で、薫と同じチェロ奏者の星野光を演じる。せいやさんは光に一目惚れする空野太陽役、伊藤さんは光の恋人でピアニストの大月音役を演じる。武田さんも達郎役で出演する。