べらぼう:春町先生の死に報いるため? 改革の手を緩めない定信に視聴者総ツッコミ「なんでそうなる」「違う、そうじゃない」

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第37回の場面カット (C)NHK
1 / 1
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第37回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第37回「地獄に京伝」が、9月28日に放送され、前回、春町(岡山天音さん)の切腹の知らせを受け、一人慟哭した定信(井上祐貴さん)が、改革の手を緩めず突き進む姿に対して、多くの視聴者から「なんでそうなる」とツッコミが入った。

あなたにオススメ

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第37回では、春町が自害し、喜三二(尾美としのりさん)が去り、政演(古川雄大さん)も執筆を躊躇(ちゅうちょ)する。

 その頃、歌麿(染谷将太さん)は栃木の商人から肉筆画の依頼を受け、その喜びをきよ(藤間爽子さん)に報告する。一方、定信は棄捐令、中洲の取り壊し、大奥への倹約を実行する。その煽りを受けた吉原のため、蔦重(横浜さん)は政演、歌麿に新たな仕事を依頼するが、てい(橋本愛さん)がその企画に反論し……と展開した。

- 広告 -

 治済(生田斗真さん)から「紀伊中納言様がご体調を崩されておる」と聞き、治貞(高橋英樹さん)の元を訪ねる定信。治貞は「物事を急に変えるのはよくない」「急ぎすぎると、人はその変化についてこられぬのではないか」と定信を諭そうとし、さらには「悪をなくせると思わぬほうがよい」とした上で「己の物差しだけで測るのは危うい」とやんわりと忠告する。

 しかし、定信は「世は思うがままには動かぬもの。そう諫言した者を、私は腹を切らせてしまいました」と後悔を滲ませつつ、「その者の死に報いるためにも、私は我が信ずるところを成しえねばなりませぬ」と引かなかった。

 SNSでは、この定信の発言に反応。「なんでそうなる」「そっちー!? 改心しよう!?」「違う、そうじゃない」と次々とツッコミが入ったほか。「定信くんどうしてそうなるかな」「春町先生のためって変な方向行ってるふんどし様」「春町先生はそういう方向に行くのを望んでないよぉ…」「定信くん、やっぱり春町先生のことがあって、暴走しちゃってるみたいね…」「春町先生の死に様を諫言と受け取った越中守は聡いし信念もある。但し世には受け入れられない」といったコメントも寄せられた。

テレビ 最新記事