解説:「機動戦士ガンダム サンダーボルト」13年の連載に幕 サンダーボルト・ガンダムが話題に

マンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の最終回が掲載された連載誌「ビッグコミックスペリオール」20号
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マンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の最終回が掲載された連載誌「ビッグコミックスペリオール」20号

 太田垣康男さんのマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」が、9月26日発売の連載誌「ビッグコミックスペリオール」(小学館)20号で最終回を迎え、約13年の連載に幕を下ろした。同号は“完結記念メモリアル号”と題してサンダーボルト・ガンダムが表紙に登場したことが話題になっている。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 「最終話 出撃!サンダーボルト・ガンダム」はフルカラー、24ページにわたって掲載された。最終回が掲載された20号の表紙が公開された際、「機動戦士ガンダムZZ」のZZガンダムのポーズのオマージュでは?というファンの声もあった。“サンダーボルト版のZZ”の登場を予想する声もあったようだが、サンダーボルト・ガンダムという新機体であることが明らかになった。

 「サンダーボルト」で、アナハイム・エレクトロニクス(AE)は、独立国家・タイタンズを宣言。サンダーボルト・ガンダムは、AE社の試作型可変モビルスーツ(MS)で、ジオング由来のサイコミュ・システムを搭載する。肩には「AE」「タイタンズ」のマークがデザインされている。

 イオ・フレミング、リリー・シリェーナ、カリストによるチーム・サンダーボルトが搭乗する。最終回では、大迫力の変形シーンも描かれており、見どころの一つとなっている。フォルムや変形機構から、Sガンダムを想起したファンもいたようだ。

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 ちなみに、最終回には「機動戦士Zガンダム」でおなじみのMSも登場するなど「ガンダム」シリーズのファンにとってたまらないシーンもある。

 連載は終了したが、コミックス最終27巻が12月19日に発売されることを記念して、同日に新宿ピカデリー(東京都新宿区)で劇場版アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」の上映会を実施。翌20日にはLOFT9 Shibuya(東京都渋谷区)で太田垣さんのファンミーティングが開催されることも発表されている。

 さらには、太田垣さんの“オリジナル次回作”が2026年夏に始動することも発表された。太田垣さんの新作にも期待が高まる。

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