もののけ姫:石田ゆり子の声優起用「宮崎駿のタイプだった」 鈴木Pが明かす

劇場版アニメ「もののけ姫」(1997年)の4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会の舞台あいさつに登場した石田ゆり子さん
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劇場版アニメ「もののけ姫」(1997年)の4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会の舞台あいさつに登場した石田ゆり子さん

 宮崎駿監督の劇場版アニメ「もののけ姫」(1997年)の4KデジタルリマスターIMAXプレミア試写会が10月20日、東京都内で開催され、アシタカ役の松田洋治さん、サン役の石田ゆり子さん、鈴木敏夫プロデューサーが舞台あいさつに登場した。

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 上映前のトークで石田さんは「なぜ私なんだろうと思いつつ、天にも上るほどうれしかった」と声優に起用された際のことを振り返った。すると鈴木さんは「宮崎駿のタイプだったんですよね」とぶっちゃけ。それ以前に宮崎監督が石田さんとあいさつする場面があり、「鼻の下が長くなっていた」のを鈴木さんは「見逃さなかった」といい、「(起用理由は)声じゃなくて顔なんです」と語って周囲を笑わせた。

 「もののけ姫」は、自然と人間の共生がテーマ。神の呪いを受けた青年・アシタカと、犬神に育てられた少女・サンが、自然を破壊しようとする人間らと、自然を守る神々との戦いに巻き込まれていく。1997年に公開され、興行収入193億円を記録し、公開当時の日本映画の歴代興行収入記録を塗り替えた。松田洋治さんがアシタカ、石田ゆり子さんがサンを演じたほか、田中裕子さん、小林薫さん、森光子さん、美輪明宏さん、森繁久彌さんが声優として出演した。10月24日から全国のIMAX劇場で期間限定公開される。

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