研ナオコ:72歳 デビュー55周年で初の朝ドラ出演 「風、薫る」で占い師に 「大変光栄なこと」

NHK連続テレビ小説「風、薫る」に出演する研ナオコさん
1 / 1
NHK連続テレビ小説「風、薫る」に出演する研ナオコさん

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務める2026年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」の新たなキャストが、NHKドラマの公式X(@nhk_dramas)で発表され、歌手の研ナオコさん(72)が出演することが分かった。研さんは朝ドラ初出演で、謎に包まれた神出鬼没の占い師・真風(まじ)を演じる。

あなたにオススメ

 研さんは「最初にお話をいただいた時、『私に?』って耳を疑いました。この役に私を指名していただけたと言うことは大変光栄なことです。そして芸能界デビュー55周年目という縁を感じました。自分の経験と勘を発揮できるよう一生懸命務めさせていただきます。明治時代という激動の時代を生き抜いた主人公を不思議な角度から見守っていくという役どころです。この作品を通じて新しい時代の風を感じてもらえればと思います」とコメント。

 作品のテーマである「看護」に関わる仕事との接点や思い出については、「私自身も看護していただいたり、家族もお世話になっています。看護の世界を目指すこと、そして働くことは簡単なことではありません。なかなかできないことです。人々の生命と生活を支える専門職として、看護師が活躍する場はどんどん広がっていると思います。それを築いた時代を作品を通じて、私自身も確かめられればと思っています」と話している。

 「風、薫る」は、連続テレビ小説の第114作。明治時代を舞台に、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描く、2人の主人公のバディードラマ。同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがては“最強のバディー”になっていく。

テレビ 最新記事