べらぼう:撮了に横浜流星「約一年半『おつかれ山』でした」 “蔦重”が白髪交じりに

クランクアップを迎えた「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演の横浜流星さん(C)NHK
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クランクアップを迎えた「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主演の横浜流星さん(C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)が10月30日にクランクアップを迎えたことが分かった。11月4日、同局が発表した。「撮影終了」の垂れ幕と共に写る、横浜さん演じる白髪交じりの主人公・蔦屋重三郎の姿も公開された。

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 約1年半にわたって“江戸のメディア王”を演じた横浜さんは「みなさま、本当に約一年半『おつかれ山』でした。約一年半、べらぼうに捧げ、蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとっては財産になりましたし、一生に一度しかないこの機会をいただけたこと、そしてみなさまと出会い、作品を共につくれたことを心から感謝しています」と思いを語った。

 制作統括の藤並英樹チーフ・プロデューサーは「クランクインからおよそ1年半、“蔦重”の人生を無事走り切ることができました。『江戸の時代を生きる』という覚悟で、蔦重を演じた横浜流星さんはじめ、出演者やスタッフ、関係者一同の力を結集して、この物語を最後まで紡いでいくことができました」とコメント。

 続いて「脚本の森下佳子さんが描く「写楽」とは?蔦重の“仕掛け”とは?視聴者の皆さんには最後までお楽しみいただければと思います。応援いただき『ありがた山!』でございます」と呼びかけた。

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 全48回となる今作の最終回は12月14日、15分拡大版の放送を予定している。

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