じゃあ、あんたが作ってみろよ
最終話 不器用な愛で、変われ!
12月9日(火)放送分
俳優の岡山天音さん主演のNHKの夜ドラ「ひらやすみ」(総合、月~木曜午後10時45分)。公式サイトの「ひらやすみブログ」では、大塚安希プロデューサーによる制作日誌の第3弾が公開され、「阿佐ヶ谷ロケ」の裏話を披露している。
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ドラマは、「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年から連載中の真造圭伍さんの同名マンガが原作。29歳のフリーター・生田ヒロト(岡山さん)が、近所のばーちゃん・和田はなえ(根岸季衣さん)から譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京してきた18歳のいとこの小林なつみ(森七菜さん)と2人暮らしを始めることに。彼らの周りには生きづらい悩みを抱えた人々が集まってくる……というストーリー。
「『ひらやすみ』は原作が東京にある阿佐ヶ谷という街を舞台に描かれており、実際にドラマの撮影でも、度々阿佐ヶ谷にお邪魔しました」と明かす大塚さん。その言葉通り、ドラマにも阿佐ヶ谷の街並みが度々映し出されていて、「ロケ地探しは、原作の背景から、それが阿佐ヶ谷のどのあたりかを割り出してロケ交渉に向かうという日々」だったといい、「阿佐ヶ谷の土地を感じることが、まず一番はじめの仕事でした」と振り返っている。
ヒロトのバイト先の釣り堀も、阿佐ヶ谷に実在している。「阿佐ケ谷駅は新宿駅からも電車で10分くらいのところにある駅で、かなり人も多く、とても賑わっているのですが、そんな駅から徒歩3分くらいのところに突然現れる釣り堀。都会の喧騒を忘れて、1人でぼーっとしたり、または誰かとおしゃべりしたりしながら、ゆったり釣りをする場所。『ひらやすみ』に流れるような時間を求めている方にはぴったりの場所」と紹介。
また、この釣り堀には「監督と何度もロケハンに通った」という大塚さんは「釣りをしている方々を見かける中で、『少し斉木(しげる)さんっぽい……?』みたいな雰囲気の方がいらっしゃって、本当に(常連客役で)斉木さんにご出演いただいたり、衣装や小道具に関しても、実際に釣りをしている方々をこっそり観察して、まねさせていただいたり。原作に描かれている実在の場所から、映像化のたくさんのヒントをいただいていました」と“種明かし”もしている。
そんな大塚さんらが、特に印象に残っているのが第10回(11月18日放送)で描かれた「阿佐谷七夕まつり」。毎年8月に開催されている全国有数の七夕祭りで、大塚さんは「私も今までに、阿佐谷七夕まつりには何度か行ったことはあるのですが、その時の商店街の雰囲気も飾りも壮大すぎて、これはドラマの美術で出せる雰囲気ではない……!と思い、俳優部さんのスケジュールをご調整いただき、実際の阿佐谷七夕まつりの時期に、本物のお祭りの情景の中で撮影させていただきました」とも告白。
年によっては100万人もの人が訪れることもある大人気のお祭りなだけに、「飾りがほぼ完成したお祭り開催前の限られた数日の深夜」を使って撮影したという阿佐谷七夕まつりのシーン。当然、地元・商店街の協力なくして実現は不可能で、「ただでさえお祭りで忙しい時期に、撮影にご協力いただいた商店街の皆様には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、商店街のみならず『ひらやすみ』の撮影には阿佐ヶ谷の皆様のご協力が必要不可欠でした。撮影を快く受け入れてくださった方々、そして見守ってくださった方々に、心から、御礼申し上げます」と感謝の言葉を記した。
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