ひらやすみ:岡山天音、ヒロト役でバイク免許取得 シーンは全部で15秒程度も「1秒でも長く自身で演じるため」 プロデューサー明かす

NHKの夜ドラ「ひらやすみ」で主人公・ヒロトを演じる岡山天音さん (C)NHK
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NHKの夜ドラ「ひらやすみ」で主人公・ヒロトを演じる岡山天音さん (C)NHK

 俳優の岡山天音さん主演、森七菜さん共演で話題のNHKの夜ドラひらやすみ」(総合、月~木曜午後10時45分)。「週刊ビッグコミックスピリッツ」で2021年から連載中の真造圭伍さんの同名マンガの実写ドラマで、12月1日から最終週に突入。大塚安希プロデューサーが、主人公・ヒロト役の岡山さんの印象を、撮影時のエピソードとともに明かした。

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 ドラマは、29歳のフリーター・生田ヒロト(岡山さん)が、近所のばーちゃん・和田はなえ(根岸季衣さん)から譲り受けた一戸建ての平屋で、山形から上京してきた18歳のいとこの小林なつみ(森さん)と2人暮らしを始めることに。彼らの周りには生きづらい悩みを抱えた人々が集まってくる……というストーリー。

 ドラマにはヒロトにとって大切なアイテムとして、度々バイクが登場している。

 「制作体制にもよりますが、首都圏近郊の公道では、 安全を確保するためにも、俳優さんが実際にバイクを運転しての撮影は避けることが多いです」と語る大塚さん。

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 「オファー時、岡山さんはバイクの免許はお持ちではありませんでした。どちらにしても公道での本人の運転は避けたいので、免許をお持ちでないことはそこまで大きな問題ではない、と思っていたし、そうお伝えしていたのですが……。なんと岡山さん、忙しい合間をぬってクランクイン前に、バイクの免許を取得されたのです」と話す。

 それは、第1回のヒロトがばーちゃんの家にくるシーンや、第11回での、過去のヒロトが住んでいたアパートに帰ってくるシーン、そして、最終週(5週目)に出てくるばーちゃんの家から帰るシーンといった「公道ではない場所で撮る、ほんの少しの走り出しやシーン」のため。

 大塚さんは「それぞれ5秒にも満たない、全話分を合計しても、15秒程度のバイク走りのシーンを、少しでもリアルなものにできるように、1秒でも長く代役ではなくご自身でヒロトを演じるためだったのではないかと思います」と語った。

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