フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
放送も残すところあと2回となった横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)で、視聴者の熱い視線を集めているのが、一橋治済を演じる生田斗真さんだ。大河ドラマでは、「鎌倉殿の13人」(2022年)の源仲章に続くヒール役。3年前も、嫌みったらしくてムカつく顔の仲章がハマっていた生田さんだが、そんな仲章を軽く超えた治済の“怪物”化を見事に体現と、ここに来て存在感は増すばかりだ。
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生田さんは、2014年の「軍師官兵衛」、2019年の「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」、2022年の「鎌倉殿の13人」に続く、4回目の大河ドラマ出演。
「べらぼう」で演じる一橋治済は、八代将軍・吉宗の後継者対策に端を発して作られた「御三卿」のひとつ一橋徳川家の当主。吉宗の孫にあたり、十代将軍・家治(眞島秀和さん)とは“いとこ”。次々と将軍後継者が早世する中、最後に残った治済の息子・家斉(城桧吏さん)が十一代将軍となり、治済は「将軍の父」としてすべての富と権力を得るようになる。
その過程で、多くの登場人物の“死”に関わってきた(とされる)治済。田安治察(入江甚儀さん)、徳川家基(奥智哉さん)、松平武元(石坂浩二さん)、平賀源内(安田顕さん)、田沼意知(宮沢氷魚さん)、佐野政言(矢本悠馬さん)、家治、新之助(井之脇海さん)が、広義の“犠牲者”とされ、11月30日放送の第46回「曽我祭の変」では、ついに自らの手で大崎(映美くららさん)を消し去った。
また、時に自ら市中に繰り出し、乞食のふりして、騒動を大きくするなど、悪行を楽しむ姿は“トリックスター”のそれ。このあたりの治済はまさに“役者”。直近の第46回「曽我祭の変」において、松平定信(井上祐貴さん)ら“反治済連合”の企てを事前に見破ったのも、「役者が違った」からなのかもしれない。
そんな治済を生田さんはどう作り上げてきたのか。
「とても自由度高くやらせていただけているのは、ありがたいなと思う」と明かし、「特に僕が何をしなくとも、スタッフワークによって薄気味悪く撮っていただいたり、ほかの方々の芝居でよって僕の邪悪さが強調されるような作りにしてくださっていたり。なので、僕は悪くないです」と言ってのける生田さん。
また「口元のニヤリとかアップ撮られていたんだとか、能面と対になるような治済の表情とか、こんなふうになっていたんだってあとで気づくことが多いので、本当に知らぬ間に悪者にされている感覚がありますよ。『あ、こんな悪い表情切り取られてる!』とかあります。おもしろいですけどね」とも語っている。
そもそも昨年7月の出演発表の時点で「『鎌倉殿の13人』で源仲章を演じた際、あまりの悪役ぶりに多くの皆様に嫌われることとなりました(笑)。 今回は“なんかムカつく仲章”を超えるべく、怪物と呼ばれた男、一橋治済をつとめます。 ニコニコしながら邪魔者を次々と排除していく気味悪さを身勝手に演じたいと思います」とも語っていた。
まさに“有言実行”による治済役。そんな中で待っていたのが、第46回のラストの驚きの展開だ。企て失敗後の定信陣営にいた“治済と同じ顔の男”は何者なのか。生田さんによると「本当に最初から最後まで言えないことづくし」で、「期待を裏切らないラストになるんじゃないでしょうか」とも“予告”。最終盤を迎えた「べらぼう」の物語を、まだまだ引っ掻き回してくれそうだ。
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