ペリリュー -楽園のゲルニカ-:武田一義描き下ろしイラスト“戦場からのメリークリスマス” 入場者プレゼントも

「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」の武田一義さんによる描き下ろしイラスト(c)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会」
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「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」の武田一義さんによる描き下ろしイラスト(c)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会」

 太平洋戦争の激戦の地、ペリリュー島を生きた若者たちを描いた武田一義さんのマンガが原作の劇場版アニメ「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」の入場者プレゼントとして、武田さんが描き下ろしたイラストを使用した特製ポストカードが12月26日から配布されることが分かった。島田を中心に、主人公の田丸、吉敷をはじめ、小杉、片倉、泉など劇中で運命を共にした兵士たちが一堂に会したイラストで、“かつてあったかもしれない景色”を表現している。

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 入場者プレゼントの配布を受けて、武田さんがクリスマスをイメージして田丸と吉敷を描き下ろした特別イラスト“戦場からのメリークリスマス”も公開された。

 同作は、1万人の日本兵が送り込まれ、終戦を知らずに2年間潜伏して最後まで生き残ったのはたった34人といわれる太平洋戦争の激戦の地、ペリリュー島を舞台に、マンガ家志望の兵士・田丸の視点で、戦場を生きる若者の姿が描かれた。マンガ誌「ヤングアニマル」(白泉社)で2016~21年に連載され、2017年に第46回日本漫画家協会賞で優秀賞に選ばれた。スピンオフ「ペリリュー外伝」も連載された。

 アニメは、「魔都精兵のスレイブ」などの久慈悟郎さんが監督を務め、「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」などのシンエイ動画と、「ドッグシグナル」などの冨岳が制作する。原作者の武田さんと西村ジュンジさんが脚本を手掛ける。終戦80年を迎えた2025年12月5日に劇場版アニメとして公開された。

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