倉科カナ:デビューから20年、38歳の“これまで”と“これから” 役者人生は「いばらの道をほふく前進で進んできた感じ」 

1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲」に出演する倉科カナさん
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1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲」に出演する倉科カナさん

 1月4日にスタートするBS時代劇「浮浪雲(はぐれぐも)」(NHK BS・BSプレミアム4K、日曜午後6時45分※初回は午後7時)。ジョージ秋山さんの同名マンガが原作の“時代劇ホームドラマで、ふわふわとつかみどころのない主人公・浮浪雲(佐々木蔵之介さん)を支える妻・かめを倉科カナさんが演じる。今年でデビュー20年の節目を迎えた倉科さんは、これまでの役者人生を振り返り「いばらの道をほふく前進で進んできた感じ」と語る。そんな倉科さんに“これまで”と“これから”について語ってもらった。

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 ◇デビューからの20年を振り返って

 倉科さんは、2006年に本格的に芸能活動をスタートし、同年に「ミスマガジン2006」でグランプリを受賞。1775人が参加したオーディションを経て、2009年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ウェルかめ」のヒロインの座を射止めた。その後は、ドラマや舞台を中心に幅広く活躍し、今年デビュー20年の節目を迎えた。

 この20年間を振り返り、倉科さんは「いばらの道をほふく前進で進んできたような感じでした」としみじみ語る。デビューから3年で朝ドラヒロインに抜てきされ、その後も出演作が絶えない印象が強いが、華やかに見える活動の裏では、人知れぬ苦労があったという。

 「私の世代はすでに活躍されている女優さんが多かったので、デビュー当時はオーディションの機会さえも少なかったんです。チャンスをつかもうと必死でしたし、役が少なかったからこそ、一つ一つに応えなきゃという思いがすごく強くて。役柄の大きさやポジションに関係なく、『いただいた役は何でもやります!』という勢いで、今まで突き進んできました。だからこそ、『どんな役でもできる』という自信がついたように思います。いろいろな役に挑んできたからこそ、役の幅が広がった気はしますね」

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 一つ一つの役と全身全霊で向き合ってきたことが、現在の仕事につながっている。

 「ありがたいことにご縁がつながって、以前ご一緒したプロデューサーの方から、何度も作品に呼んでいただくことも多いんです。現在もこうして役をいただけるのは、本当に幸せなこと。2025年は『また一緒にお仕事しましょう』と言っていただく機会も多く、特にそれを強く感じた1年でした。そう思っていただけるのは、すごくありがたいことですし、これまでに重ねてきた頑張りが今につながったのかなと。『頑張って良かった』『過去の自分、よくやった!』って思います」

 ◇38歳は「過渡期」? 「将来のことをすごく考える」

 倉科さんは現在38歳。今後の展望について尋ねると、「30代から40代に入るところなので、過渡期というか、将来のことをすごく考えることが多いです」という答えが返ってきた。

 「俳優としてはもちろん、女性としても、今後のことを考えますね。でも、考えても考えても、なかなか答えが見つからなくて。例えば、家庭を持つにしても私だけじゃ成り立たない。30代から40代はいろんな節目を迎えるからこそ、焦りもあって……。どういう自分でいたらいいんだろうと模索しています」

 そんな思いを抱えつつも、2026年は「新たなチャレンジをしたい」と意気込みを語る。

 「今までにやったことがないような役に挑戦して、新たな自分を見つけられたらいいなあと思います。これまではドラマや舞台に出演することが多かったのですが、映画にも果敢に挑んでいきたいですね」

 演じてみたい役については「日常の延長線上のような、『これ、本当に演じてるの?』と思ってしまうくらい、緩くて力が抜けた役をやってみたいです。あとは久々に悪女もやりたいですし、やったことがない医者役も……」と、やりたい役が次々と浮かんできて止まらない様子だ。

 倉科さんは「やっぱり役者が好きなんだな」と笑い、「思い返してみると、まだまだやったことがない役も多いので、あれもやりたい、これもやりたいという気持ちになりますね。デビュー20年たっても、まだまだ夢が広がっていきます」と目を輝かせていた。

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